この本、面白いですよ。

 

 


この本は、大きくは以下の2つで構成されています。

1) スキーマ療法のお膳立て
2) スキーマ療法の実践


「1)スキーマ療法のお膳立て」では、
スキーマ療法は、つらい過去と向き合う
作業になるので、苦しくなった時に対処するために
ストレスへの対象方法が書かれています。

Book1 は、ほとんどがこれに費やされます。


「1)スキーマ療法のお膳立て」が読み終わりました。
多くが僕が知っていた内容なので、
ほとんどのワークは飛ばして読んでいます。

その中で面白かったのが、

・セルフモニタリング
・マインドフルネス



セルフモニタリング

「いつも、自動思考に注意を払って、
 モニタリングしましょう」
というもの。

本では、コラム法に似たワークで
・出来事
・自動思考
・感情、気分
・身体的な影響
・言動
を分離して捉える練習の後に
出てきます。


このワークにヒントを得て、
今日は自動思考を記録しまくりました。

そうすると、いままで気づかなった
僕の中の "考え" やその影響に
沢山気づきます。


ストレスを感じた時に
ただただ頭に浮かんだ言葉を
メモをするようにしてみると・・・

僕は仕事の最中、ことあるごとに
「本当に大丈夫か?」
「問題につながらないか?」
「あいつに悪意はないか?」
という質問で、自分を不安で煽っていました。


この自動でやっている質問が
僕をすごく不安にさせています。
 
リスクをさっちしたり、
資料をチェックする感覚は、
ビジネスでは大事だとは思いますが、
僕の場合はちょっと強迫的で、
過去にビジネスで苦しんだ
苦い経験の影響を感じます。



マインドフルネス

「自分の感覚を味わい尽くす」
というもののようです

自分の呼吸に意識を集中する
マインドフルネス瞑想
知っていましたが、その他に・・・

レーズンエクササイズというのが出てきます。
レーズン一粒を食べる前に触覚や
嗅覚で味わいつくし、
口に入れてからも、すぐに食べずに
食感や味をとことん味わってから食べる

これだけで癒されるようですし、
「いま・ここ」で生きる練習になるようです。

ボディースキャンという
体の部位の感覚に意識を集中するワークが出てきたり、

何をするにも、自分の感覚に意識を集中すると
心が癒され満たされてくるというのが、
マインドフルネスの考え方のようです。

「思考グルグル」防止の方法なども紹介されています。
 
 
 
僕が気に入っているこのヨガニードラにも
類似の動作がよく出てきます。

ボディースキャンも出てきますし、
呼吸に集中するシーンがでてきますが、
その時に、吸った空気の冷たさや、吐く空気の暖かさを
味わうように促されます。

どれもマインドフルネスと共通するものということを知りました。



さて、準備はできましたので、
これから、スキーマ療法にも取り組んでみますよ。
さっそく、Book2 も発注しました。