こんな本を読んでいます。

この本も、すごく面白くて、

どんどん読み進みますが・・・

 

読んでいる間ザワザワしっ放しで、

ちょっと、ウルっときそうなったりします。

感動物ではなくて、ハウツーものなんですけどね。

 

うちの子供たちは不登校なんです。

長男と次男が二人とも

長男は、「学校大好き!」って言っていたのに・・・

 

 

「不登校から抜け出す方法」とありますが、

子供に対するアドバイスではなく、

不登校の子を持つ

親の対してのアドバイスが書かれている本です。

 

アドラーとの因果関係は

書かれていませんが、

考え方が、とてもアドラーっぽい内容です。

 

 

「学校に行け」と言うのは間違い

「学校に行かなくてもいい」と言うのも間違い

子供は不安が無くなり

心の元気が戻って、

正しい情報があれば、

自然と学校に行くのです。

 

という話が出てきます。

 

「子供の心の元気の戻し方」に

ついての考え方や方法が

たくさん書かれています。

どれにも、「なるほどな」と思い、

そして、ちょっとウルっと来ました。

 

書かれいてる内容が、

子供の愛し方

家族の愛し方

みたいな感じがするんです。

 

 

方法そのものは、すごく難しいわけではありませんよ。

「スキンシップを多くする」

「生まれたときや、過去の楽しかった話をする」

「話を聴く」

などなど

 

みたいなもので、

さほど真新しいものではありません。

親が生活に満足していて、

すこし知識があれば、自然にできそうな内容です。

 

それが、親の焦りや責任感、不安で

ついついやっている間違いを

うまく説明されています。

 

 

そういうのが、

「あ~、家族を愛しているつもりで、

 上手に愛せてなかったんだな」

「こうやれば上手に愛することができるんだ」

って、気持ちにさせられたんです。

 

 

 

こういう気持ちになる本を

探していたので、

「ビンゴ!」

という感じです。

 

自分を責めたり、

自分の行動を改めるために

こういう本を、探したんじゃないですよ。

 

 

「上手に愛すること」をできなくしている

感情や考えに気づきたかったんです。

 

 

以前「家族問題に向き合ってみよう」と書きましたが、

この本は、その一環で読んでみようと

思い立った本です。

 

不登校の子供たちが心配ですが

離れて暮らす僕には何もできません。

 

以前、妻に意見をして、すごい剣幕でキレられていました。

きつく言ったわけではないですよ。

ただの意見と思って言っただけですが、

いっぱいいっぱいの妻は、

ナーバスになっていて、だれかれ構わず

意見を言う人に食ってかかる状態でした。

 

そして、家族の元に帰った時に、

僕が何をしても、「気に入らない」と

文句を言われていました。

 

 

 

この本は、そもそも題名からして

ザワザワしました。

「子供の不登校」は

僕を苦しめる現実の一つなのです。

 

その現実と向合うのは、

ある意味、僕にとってのバンジー。

 

 

僕の中の、子供や家族への

これまでの接し方に対する

罪悪感や後悔、

拒絶された悲しみや、

無力感みたいなものが、

ガンガン刺激されます。

 

 

このザワザワ感をヒントに

また、バイロン・ケイティ・ワークで

自分の中の考えと向き合ってみたいと思います。

 

それが、僕の幸福感にもつながり、

家族への愛にもなる・・・

そんな気がしています。

 

夫婦継続か、離婚かには関係なくね。

 

 

 

それに・・・

 

一人で子供の不登校と向き合って

疲れてしまった妻に対する

接し方のヒントにもなりそうです。