金曜日から読み始めたこの本、

むさぼるように読んで、先ほど読み終えましたよ。

 

 
こっちも、おもしろい!

前作と同様面白いです。

 

前作で、アドラーの信望者になった

青年は大志をもって、教師になります。

学校で教えに従って、

「ホメもせず、叱りもせず」でやろうとしますが、

学級が崩壊して行き詰ってしまいます。

 

そして3年をへて、哲学者に

「アドラーは間違っている!」と

食って掛かるために戻ってきた!

 

というお話です。

 

 

 

前作で、アドラーの全体像や

幸せに生きる考え方が

わかった気になりましたが・・・

 

こちらは、もっと具体的にどうすべきか?について

議論が交わされます。

 

 

「教師はどうあるべきか?」が

全体の議論の中心ですが、

ここで議論されている話は

「親としてどうあるべきか?」

「上司としてどうあるべきか?」

「カウンセラーとしてどうあるべきか?」

に応用できそうです。

 

 

他人との関わりとは何か?

自分との関わりとは何か?

愛とは?

人間とは?

 

を、深く考えさせられる内容でした。

 

 

「ホメない、叱らない」

「課題の分離」

「個人心理学」

というキーワードからは

アドラーって、ドライな印象があって、

人間関係に消極的だったり

教育を否定しているように

想像してしまいますが、

 

本を読むと、アドラーが

本質的な人間関係を重視し、

教育を重視しているのが分かります。

 

 

 

有名なキーワードは

一般的な常識と大きく異なって、

インパクトがあるだけで、

他に重要な考え方がいっぱい出てきます。

 

 

 

色々と興味深い話があるのですが、

その中で、人生の3つのタスクの話で・・・

 

・仕事のタスク

 分業の枠組みの中での人間関係

・交友のタスク

 ありのままに受け入れて信頼する関係

・愛のタスク

 自己中心性からの脱却

 

 

僕は、「父親とは?」「夫とは?」と

自分の役割に注意を奪われて、

交友にも愛にも踏み込む勇気を

育ててこなかったのかもしれないな・・・

そんなことを考えさせられました。

 

アドラー的には逆かな?

交友や愛に踏み込む勇気がなかったから

役割にこだわったのかもしれない。

 

 

 

アドラーの世界感が理解できて

いっそう強い魅力を感じましたが、

奥深さに、「一筋縄ではいかない」という

気持ちにもなってしまいます・・・滝汗

 

 

やっぱり、基本になるのは、

・"正しさ" で裁かない

・他人を、ありのままに受け入れる

・自分を、ありのまま受け入れる

ここからなんだろうな~と、感じました。

 

 

この本は、愛の話で終わりますが、

アドラーがとらえる愛って、

最強だなと思えましたよ。おねがい

 

 

すっかりアドラーファンになってしまいました。

早速、図書館でアドラー関連の本を借りまくろう!

と、検索すると・・・

 

のきなみ10位以上の待ち状態。

ドラマのせいか、大人気なんです。

僕は、ただのミーハーなのかもしれません・・・笑い泣き

 

さんざん検索して、

こんな本を借りてみました。

 
 
 
ほんとは、「嫌われる勇気」の
岸見一郎さんの本が安心なのですが
人気過ぎるので。
 
あと不登校の僕の子供たちへの
アプローチのヒントが得られればと
思って借りてみましたが・・・
 
 
良い本があったら教えてくださいね。