ついPVを意識すると

暗めの話題にしてしまう・・・

よくないな・・・

でも、いいんです!

書きたい衝動が抑えられないです!

 

時間貯蓄銀行ってご存知ですか?

童話「モモ」に出てくる悪玉です。

 

 

 

モモのあらすじ:

モモはみなしご。

でも、優しい街の人たちに

可愛がられて生活できています。

その町に、時間貯金銀行が現れてから

町の人達がギスギスしてきます。

時間貯蓄銀行の人たちは

町の人を裕福にする代わりに

時間をもらっていきます。

モモは大好きな町の人を救うために

立ち上がります!

 

社会人3,4年目に

商社に勤める男性の友人から

「ほんと、泣けるぞ!」

と進められて読んで、

泣けた童話です。

大人にもおすすめですよ。

 

 

話を戻して・・・

キューバ。

 

僕が行ったころのキューバは

外資を拒絶していました。

どうしても、国民の平等を保てないからだと

思います。

 

でも、経済的に苦しくなって

外資を導入するようになりました。

で、お金のある国民が生まれました。

その人たちに物を売る人たちが

現れました。

 

外資を導入する前は

国民全員が貧乏で、

スーパーにも物がない状態。

 

だから、人をうらやむ必要がない。

不便は笑うしかない。

心豊かに暮らす工夫に自然に

関心が向かっていたと思うのです。

 

 

でも、今のキューバは

一部に快適に暮らす人がいます。

どうにかすれば、

生活を便利にするものが買えるのです。

やっぱり、犯罪が増えてきたそうです。

 

僕がいったころは、

中南米で最も安全って

聞いていました。

夜に町をふらふらしても

全然大丈夫。

僕ら観光客を襲って

金を奪っても、

酒が少したくさん飲める程度ですからね。

 

黒人って夜は

歯茎しか見えないのが

少し気持ち悪いですが、

なれれば、どうってことないですし。

 

どういうわけかハバナの

キューバ人は

夜な夜なマレコン通りという

海辺の通りにでて、

楽しそうに話をしたり

歌をうったったりしています。

 

僕らを見かけると

嬉しそうに

「チーノ(中国人)!」って

声をかけてきます。

「ノ!ハポネス!」

と歯茎しか見えない人達に

言い返すのがパターン。

 

 

そんな、キューバに

外資という時間貯蓄銀行が

入ってきました。

どうなるんだ、愛するキューバ?!

 

以前、テレビのキューバ特集で

インタビューされていた爺さんの

「我々は貧乏だ。

 でも、我々は今の生活に満足している。

 望んで勝ち取ったものだからさ。

 自由には代えられない。」

という言葉が印象的です。

 

ちなみに、

見栄っ張りで、格好つけたいばっかりの

キューバ人をたくさん見てきたので、

「ホントかよ?!」と

突っ込みたくもなりますが・・

 

普段いい加減で、

見栄っ張りで

喧嘩ぱやくて、

「日本のお茶は、うまいんだろう?

 もってたら、ちょうだい」

と素直に言うお調子者で、

でも、なんか可愛い人たち。

欲に汚されてないって感じかな?

 

外資のホテルで教育されたら、

ちゃんとして、

表向き謙虚で、

立派で素敵だけど、

可愛いキューバ人じゃなくなるんでしょうね。

 

 

このキューバの変遷も

童話のモモも、

人の幸せって何?

と考えさせられます。

 

特に私なんかは

営業になったばかりのころは

時間貯蓄銀行に

魂を売ってましてからね。

最近はだいぶ取り返しましたが。。。

 

 

心屋塾、Happyちゃん、エイブラハムって

時間貯蓄銀行に

騙されている僕たちを、

救い出そうとしてくれているのかも

しれませんね。