今回は女性向け記事になります。
そう、生理痛についてです。
生理痛の重い方は、仕事にも影響が出たり、一日中寝込んでしまう人もいるわけですね。
以前にも生理痛を少しでも和らげるにはアレが有効！ということで記事にもさせていただいてますが、生理痛の方法はいくつかあり、今回はその中から、アロマオイルで軽減する方法の記事を見つけたので、ご紹介します！
2014年のある大学の研究で、96人の女性を2つのグループに分けて実験を行います。
ある匂いのアロマオイルの香りを嗅ぐことによって生理痛が軽減されるかも？という実験でした。
その結果、そのアロマオイルの匂いを嗅いだグループは、生理痛の辛さが軽減し副作用もなかったということが確認されたのです！
そのアロマオイルとは、ラベンダーです！！
ラベンダーの香りは生理痛の軽減にとても効果があるということです。
他にも2016年の研究でも、ラベンダーの効果は確認されていて、生理痛を低減するということが分かっています。
この研究では、200人の学生に対して2ヶ月間・・・2回の生理痛でラベンダーの香りを嗅ぐことによって生理痛がどれくらい軽減されるのかということを調べています。
そこでもやはり、ラベンダーの香りを嗅いでいる方がそうでない人よりも生理痛が減るということが分かっています。
アロマテラピーとしても、もし香りにこだわりがないのであればラベンダーがおすすめです。
なぜかと言うと、ラベンダーはアロマの中でもかなり研究例の多い香りなのです。
ラベンダーの香りについて研究している人はたくさんいますので、その効果はかなり分かってきていますし実証されているものが多くあります。
もし香りに迷うのであればラベンダーがおすすめということです。
ちなみに、これはずっと匂いを嗅いでいないといけないということではなく、例えば、お風呂に入るときにお湯に少し垂らしてみるや、ハンドクリームなど肌に塗る物で、少しでもラベンダーの香りに近いところにあると効果がるようです。
アロマテラピーが増えている現代で。
その中でも、ラベンダーの香りにいろんな効果が期待されており、
実は睡眠の質を上げてくれる効果も確認されています。
2012年のレビュー論文で、11件のデータによりアロマオイルが睡眠の質を高めるということがいわれています。
様々な研究を基にしていますが、ほとんどの研究で使われているのがラベンダーオイルでした。
睡眠の質を上げる効果もありますので、生理前や生理中に寝れなくなる人は、不眠症対策としても使うことができます。
生理中以外も普段から使ってもいいと思いますし、男性も睡眠の質を高めるために使ってみるのもいいと思います。
マッサージをするとよく眠れるという人がいますが、マッサージとアロマオイルを使ったアロマテラピーの効果を比較する実験も行われていて、2015年の系統的レビューによると、12件の試験データをチェックした上でアロマテラピーが睡眠の質を高めるという結論に至っています。
ラベンダーのアロマオイルを使った場合は、マッサージを受けた場合よりも、熟睡できる効果が高いということが分かっているのです。
ですから、生理の前後でなかなか眠れなくなるとか、男性でも不眠に悩んでいる方は、マッサージよりも効果は高いのでラベンダーオイルを使ってみると良いのではないでしょうか。
生理中はストレスを強く感じるようになる人も結構います。
生理のせいでストレスを強く感じるようになり、ストレスを感じると生理痛が重くなるという負のループが生まれてしまいます。
なので、ストレス対策はとても重要になります。
そして、なんとここでもラベンダーのアロマオイルはストレスにも効果があるということが分かっているデータがあるのです！
2014年の系統的レビューで、5件の実験データにおいていわゆるエッセンシャルオイルはストレスに効果があるということが分かっています。
一番のおすすめはラベンダーですが、ラベンダーやペパーミント、クラリセージやベルガモットが効果があるということがいわれています。
他にも2011年の研究では、不安の解消に効果があるということも確認されていますし、高血圧にも効果があるとか認知症の予防になるのではないかというようなことも言われています。
いずれにしても、生理痛がひどい方や眠れない方、ストレスが溜まっている方は副作用もないですからまずはラベンダーの香りから使ってみてはいかがでしょうか？