今回は主婦の方や1人暮らしの方に朗報です。

毎日やっていることが、実は70%も死亡率が下がると、今回の研究論文でメタ分析としてでてました!

メタ分析とは
統計的分析のなされた複数の研究を収集し,いろいろな角度からそれらを統合したり比較したりする分析研究法です。

当てはまらない方も、やるだけで家族から喜ばれるし、一石二鳥なのでやりましょう!!

っていうものになります。

 

 

 

毎日の家事が死亡率を下げる!?


健康でいるには毎日の皿洗いとか掃除みたいな日常的な活動を常日頃するだけで健康に良いんじゃないかということが最近ではわかってきております!

わざわざ普段やらない運動をはじめなくても、普段から家事をするだけでも健康に影響があるということです。

今回この「家事」が、健康に影響があることがメタ分析で論文で発表されていました!!


論文内容
過去の運動研究から36,383人分のデータをまとめたメタ分析です。

ハーバードやコロンビア、ボストンなどなど、有名な研究機関が調べている内容になっているので、とても信頼度が高いデータになってます!

では、具体的にどのようなことを調べたのかというと・・・

  • 参加者は平均年齢62.6歳。
  • 参加者に活動量計をつけてもらい、日中の活動レベルをチェック
  • 参加者の追跡調査を約5.8年間して、死亡率との関係をチェック

この追跡調査の期間に2149人が亡くなったそうです。

 

 

活動量によってかなりの上下が


結果として・・・・

 

全体的傾向
活動量がもっとも低いグループにくらべて、活動量が多いグループは73%も早期死亡率が低いことがわかりました。
たとえ、活動量が2番目に低いグループでも、活動量が最も低いグループよりは早期死亡率が52%も低くなっているとのことです!

 

軽度の運動の傾向
ウォーキングなどの軽い運動の量が多い人は、活動量が最も低いグループよりは早期死亡率が62%も低くなっていました。
1日60分の軽い運動でも、体をまったく動かさないよりは早期死亡率が40%も低くなります。
軽い運動の内容は、ウォーキングはもちろん掃除などの家事でもOKです!

中程度~強程度の運動の傾向
ランニングや水泳などの負荷が高い運動の場合、まったく運動をしない人よりも早期死亡率が48%低くなっていたとのこと。

ほとんど体を動かさない人の傾向
ひたすら座って仕事をしている人は、座って過ごす時間が少ない人にくらべて263%も早期死亡率が高くなることがわかりました。
座っている時間が1日7時間を超えたあたりから死亡率は高まり、9.5時間を超えたあたりから激増するようです。
そして1日に12時間以上を座りっぱなしで過ごす人は、早期死亡率が292%も高くなるとのこと!

 

家事レベルの軽度の運動でOK!


かなり明確な数値としてでてきてました。

参加者の年齢が高い方なので、20〜30代など若い人に同じ数値が通じるかは別ですが、ここでわかった大切なこととしては、家事レベルの軽い運動でも健康メリットは得られる!という部分になりますね!

運動は苦手・・・

仕事が座ってばかりだ・・・

という方は朗報ですね!

 

家の家事を疎かにしている部分、少し真剣に取り組んでみてはいかがですか?