夏に向けてダイエットを開始する人も多いかと思います。
腸は消化吸収や解毒・老廃物を便として排泄するなど、カラダにとって重要な器官です。
腸の状態が悪いと痩せにくいだけでなく、便秘や肌荒れ・アレルギーなどさまざまな症状を引き起こします。
痩せ体質になるためにも、腸内環境を整えることから始めましょう!
善玉菌(ビフィズス菌、乳酸菌)
腸を酸性にして、病原菌や発ガン性物質の生成を抑えます。
免疫を正常に保つよう働くので、アレルギー緩和に効果的。善玉菌が優勢になると、悪玉菌は減少します。
悪玉菌(クロストリジウム、大腸菌)
腸内の食物を腐敗させ、臭いガスや発ガン物質を作り出します。
悪玉菌が多いと、肌荒れや便秘、口臭などの原因に。
肉や脂肪分の多い食事は悪玉菌を繁殖させます。
中間菌
日和見菌とも言われ、腸内の善玉菌が多ければ良い働きをし、悪玉菌が多ければそちらのはたらきに加担する機能を持っています。
食物繊維の多い食事を意識して摂取
穀物、 いも、 豆、 野菜、 果物、 海藻・きのこ
などに含まれており、比較的、和食に多く含まれている傾向です。
男性は1日20g以上、女性は18g以上を目指しましょう。
発酵食品をとる
乳製品には、善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌が多く含まれます。
善玉菌のビフィズス菌や乳酸菌等はヨーグルトなどの乳製品や味噌に多く、悪玉菌の増殖を抑え、腸内細菌のバランスを整えることで便通の改善に効果があります。
オリゴ糖
乳酸菌のエサになるのがオリゴ糖。
オリゴ糖は、ごぼう・玉ねぎ・にんにく・大豆・はちみつなどに多く含まれていて、腸の善玉菌増殖や腸内環境を整える役割があります。
水分摂取
水分の摂取量が少ないと、水分の少ない硬い便になり、排泄が困難になります。
スムーズに排泄するためにも、1日1.5~2Lを目安にこまめに水分を摂りましょう。
適度な運動
腸は歩くことで刺激され「快便」につながるので、ジョギングやウォーキングなどの運動をとり入れるようにしましょう。また、普段の生活でも車より「歩行」、エスカレーターより「階段」を選ぶようにしましょう。
規則正しい生活
排便をうながす腸のぜん動運動は自律神経によりコントロールされているため、便秘の原因となってしまうのです。
規則正しい生活をしたり、自分なりのストレス発散方法をみつけたりして、ストレスをためないように心がけましょう。
食事もきちんと食べることでリズムができて、排泄しやすいカラダになります。
腸をキレイにすると、栄養の吸収が良くなりカラダの調子も整います。
ダイエット中は、食事量を減らすことを意識する人が多いですが、ダイエット中だからこそ、上記の行動や食物繊維等をを意識して積極的にとり入れることで、健康的にダイエットすることができるでしょう。