新型ウイルスの影響もあり、肺炎などの気管支系の病気に注意が必要になっていますよね、
そう、今こそ見直していただきたい…それはたばこ!!
たばこは百害あって一利なし!です。
そんなこと知ってるよ(>_<)!!
という方多いかもしれませんが、健康意識が高まっている時代である今!
もう一度、たばこが自分たちの身体に及ぼす影響を見直してみてはいかがですか?
タバコの煙には、約4000種類の化学物質が含まれています。
その中には、多くの有害物質や約60種類の発がん性物質があると言われています。
吸っている本人よりも自分が吸っている周りにいる人への影響、所謂副流煙の方が身体に悪い影響があると言われているのは上記のことが原因です。
最近では、副流煙が出ないこともあり、電子タバコも流行っていますよね^^
もちろん、吸っている本人への身体の影響も百害あって一利なし!といえるものです。
☆病気にかかりやすくなる
(咽頭がん・肺がんなど・心筋梗塞・狭心症などの虚血性心疾患)
☆十二指腸潰瘍、歯周病
☆妊婦の喫煙は胎児に悪影響を与える(低出生体重児など)
☆吸い始める年齢が低いほど、病気になる危険性が高い(未成年の喫煙)
また、喫煙は血管を老化させてしまうので、老化そのものを進行させてしまいます。
体内のビタミンは失われ、肌にもよくありません。
そして、更年期障害の発症を早めるともいわれています。
以上のような身体に悪影響を及ぼす物質の中で代表的な有害物質があります。
それは「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」です。
ニコチン
毛細血管から吸収され、抹消血管の収縮と血圧の上昇、心拍数の増加を促します。
抹消血管が収縮すると手や足の血流量の減少を引き起こし、体温を下降させます。
血圧の上昇は血管の内側の壁にダメージを与え、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)をとり込みやすくします。
タール
タバコの煙中の粒子相物質の総称です。
フィルターを茶色に染める物質で水分やニコチンを含んだものが白色や薄紫色の煙になっています。
この煙に発がん性物質が多く含まれるといわれています。
一酸化炭素
カラダの中にとり込まれた一酸化炭素は血液中のヘモグロビンと結びつきます。
ヘモグロビンは酸素を運ぶ役割がありますが喫煙により一酸化炭素と結びつき、酸素を運ばなくなるので慢性の酸欠状態が起こります。
それがビタミンCです。
たばこを吸うと多くのビタミンCが破壊・消失するといわれています。
そのため、喫煙者は非喫煙者よりも1日に35mg多くビタミンCをとり入れることが必要です。
ビタミンCが豊富な果物や野菜は、肉などの脂っこい料理を食べたときと違って「タバコを吸いたい」という欲求を緩和させます。
さらにお通じ改善にも繋がるので「禁煙したら太る」ということも防げます。
ビタミンCの役割
ビタミンCの体内での働きは幅広く、コラーゲン生成、免疫力向上、抗ストレス、抗酸化作用など多岐にわたります。
特にビタミンCは、ストレスを感じると分泌されるホルモンの生成に必要であるため、ストレスを感じやすい現代人には欠かせない栄養素です。
この栄養素がたばこを吸うことで失われていくと考えると
病気はもちろんのこと、疲労を感じたり、肌荒れなどの肌トラブル、関節の痛みなどが身体の症状で出てきます。
前述通り、たばこは吸っている人だけでなく、煙を吸ってしまうことで周りの人たちにも影響を及ぼします。
なにより自身の健康のために、たばこの身体への影響については深く理解しましょう!