「この変態!わたしもう帰る!!」って怒って帰ろうとする女芸人に全力で謝罪して引き止めるライブ
令和元年7月4日木曜日
阿佐ヶ谷産業商工会館和室
ニッキューナナ斎藤
シャララ栗原(主催)
サスペンダーズ古川
イッペー
大鶴肥満
石抜歯貴明(高木払い)
セク原旅行(ぐんぴぃ)
ガキの使いでたまにやっているフェイク企画みたいなライブ。
このライブを見ながら、フェイクドキュメンタリーのことをしきりに考えてしまった。お笑いライブなので、ドキュメンタリーではないが、こういうフェイクライブを楽しむって豊かだな、平和だなと。
ニッキューナナのネタを見たことがあればお馴染みの、斎藤がセクハラをされ、ビンタして「私もう帰る!」というくだり。それを全編に渡ってフェイクで構成してある。
大まかな流れもちゃんと作ってあって、キレまくりビンタしまくる斎藤に男性芸人が値をあげてしまい、最後は引き留めずに帰って頂くというオチ。
ひじがちょっとかすっただけでメガネがぶっ飛ぶほどビンタされ、叱られるイッペーさん。彼のソフトな感じとかそういうものが一切無視されて怒られてるのが堪らなく可笑しかった。
終盤に、斎藤が座りながらお尻を触らせるような流れになったとき、イッペーさんが困惑してたのも可笑しかった。
その一方で、リアルに変態としか思えないサスペンダーズ古川くんのセクハラに、一瞬答えに詰まる斎藤。結局ビンタ。何か知らんけど、これも相当に可笑しかった。
とにかく斎藤がフルパワーで暴れまわる、すごいライブだった。
あと、お笑い芸人同士の仲間関係はよいものだなとも思った。自分は若い頃、こういう繋がりを作ることができなかったから、羨ましかった。
↓めちゃめちゃ怒ってます

大喜利が始まるも、すべての答えがセクハラに結びつけられ、困惑する男子たち。
○○じゃないですか!と怒る斎藤の言い方が妙に爽やかだった。男性のあそこの名称を、爽やかに叫ぶ選手権があったら、日本一だと思う。

このライブによって、斎藤もお笑いモンスターだということが判明しました
