令和元年6月1日土曜日
千葉県文化会館大ホール 17時公演
あばれる君、三四郎、ブルゾンちえみwithB、平野ノラ、いかちゃん、ラバーガール、インスタントジョンソン、U字工事、東京03、ナイツ
いわゆる営業ライブで、ネタがぶれてることが多いから、この手のライブであまり楽しい思いをしたことがない。
が、しかし、ブルゾンちえみちゃんが出るので、かなり前にチケットを買ってあった。思いがけず、前から7列目のよい席だった。
どの出演者も、それが決まりであるかのように客いじりをする。あばれる君は、自分を知ってる人に手を上げさせ、平野ノラは子供さんを舞台にあげるし、いかちゃんは、クイズに答えた子にステッカーをあげた。僕の求めているお笑いではないが、客席は盛り上がっているので、よしとする。
数年前なら、三四郎の漫才は新宿のライブでいくらでも見られたが、今や彼らの漫才は貴重で、こういう機会でもないとなかなか見られない。売れるってすごいな。ネタは、街でファンに声をかけられるやつ。最後に石投げる回収があざとくて好き。
ブルゾンちえみwithBは、ご当地千葉に因んだキャリアウーマンのネタなど。もう、営業慣れしたもので、安定感。ちえみちゃん、単独の時に比べたら、だいぶふっくらしていたが、それもまたよしとする。
東京03のショートコント「待ち合わせ」がばかうけして、何度もこすってた。こういう盛り上がりかたは、営業ライブならでは。素直に楽しかった。
大トリのナイツは、ネタ二本を繋いだロング漫才。TVでは絶対できないクスリで捕まった人たちや最新の原田龍二の時事ネタと、歌ネタ。さすがの風格で隙間なく笑わせた。ねづっちさんにばれたら怒られるようなくだりもあった(笑)
中でも一番驚いたのは、ラバーガール。一本目は普通にコント。そして二本目は、なんと客席にネタのリクエストを求めたのだ。リクエストのあった、「子供服を買いに来た客」というネタを淀みなくやりきっていた。いや、ネタ合わせはー?もう必要ないのか?すごいな。そして抜群に面白かった。さすが人力舎が誇るコント職人だ。
このライブ、物販を1,500円以上買うと、全出演者とハイタッチが出来るハイタッチ会の参加券が貰える。
最後にレフカダで会ってから、もう二年はちえみちゃんと会ってないから、迷わず物販を購入。ラバガのDVDも魅力的だったが、予算の都合で既に持ってるが、ちえみクリアファイルと扇子を購入。
ハイタッチ会は予想通り流れ作業的なものだったが、一言ぐらいは話しかけられる。「ちえみちゃん」と声をかけてこちらを見た瞬間、「でしさん!!!!」と言って驚き、2、3歩あとずさった。なんとかハイタッチしたが、止まることは出来ないので、「またね」と言っただけでその場を移動してブリリアンとハイタッチした。
まったく話せなかったが、あれだけ驚かせたから、大満足。
今や、髪型を変えただけでニュースになる大スターになったちえみちゃん。ちゃんと覚えていてくれたのが、嬉しかった。行ってよかった。8月の舞台も楽しみ。
この会場、高校の演劇祭とか合唱コンクールとか、落語鑑賞会で利用して以来かも。懐かしかった。家から近いのもよい。