小説の力♡ | Living with little girls …絵本をよんで、おやすみなさい… in 香港

Living with little girls …絵本をよんで、おやすみなさい… in 香港

インターで英中を学ぶ姉妹(2012.12/2017.3)の記録。バイリンガル育児での発見や驚き、迷いなど。のんびりやで読書家の長女(ピアノ)とワールドワイドな愛嬌を振りまく次女(バイオリン)。#帰国子女受験 #海外で子育て #香港でおでかけ




突然ですが、皆さん、小説はお好きですか??

大人になると、子供の頃に比べ、ビジネス書や新書、趣味の本など、情報に接する意味での読書が増えるので、読書好きな方の中にも小説は読まれない方もいらっしゃると思います^^

かく言う私も、読書量の半分程度はそういった内容かなぁと思うのですが、ただ、小説でなくてはならない時があります。

それがどうしてか
はっきり突きつけられた本

村上春樹 雑文集 (新潮文庫)/新潮社
¥810
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アンダーグラウンドに寄せた文章のなかに

「小説と言う虚構にこそ、現実から引きずり出した真実がある
小説を読むことは、真実を照らす虚構と現実の間を行き来する行為なのではないか」というようなことが書いてあって。

私はこのように解釈しました。
例えば(抽象的な意味においても)傷を受けたとき、現実には痛みを感じる患者側にいるけれど、その傷の部分だけを取り出してよくよく見れば、今度は医師の視点に立つことができる。
そのいきつ戻りつの繰り返しの果てに、救済や自分なりの世界観が醸成されていくように思うのです。

これ以降、小説を加速度的に欲していて

司馬遼太郎氏がサムライの美学を書きたかったという
峠 (上巻) (新潮文庫)/新潮社
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ダヴィンチコードの作者による、ラングドン謎解きシリーズ
インフェルノ(上) (角川文庫)/KADOKAWA/角川書店
¥734
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ロスト・シンボル (上) (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)
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等々…堪能。


時代や国が違う舞台の中で、何か明確なヒントになるとは限らない真実があることが、すごく公平に思えました。(とはいえ、ドライブがすごいダンブラウン二連続はちょっとやり過ぎたかな…おすすめするなら、インフェルノです^^)

皆さまの好きな小説はなんですか?
また、教えてくださいね!

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今日はいつもにましてマイペースなblogになりました><読みづらかった方、すみません。最後までお読みいただき、ありがとうございました^^