子供のころから大好きな、バーバパパ
優しいピンク、形が自在に変えられるユーモアさそれだけでなく、改めて読んでみて・・・そのお洒落さ、絵本としての完成度の高さに、目を見張りました
この色彩の美しさ
本の見返しによると、バーバパパの作者ふたりの出会いが、まずロマンチックなんです
すぐれた建築士だった未来のおくさんと、生物学や数学の先生だった未来の旦那さんは
ある日、パリのカフェで偶然隣り合わせになり、いたずら書きを交換する中でバーバパパが生まれ、ふたりも結ばれたんだそうです
そう、バーバパパは、パリ生まれ
お洒落な随所も、納得です。
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これは、バーバパパがバーバママを探しに行く話。
なぜかというと、最近元気のないバーバパパをお医者につれていったところ
『こりゃ、バーバママがひとりひつようですな』と診断されたから(さすがは、フランス)。
世界中どころか、宇宙まで探しに行くのですが、くるくる変わる風景に目がとても楽しいんです。
『アエラ For baby』でいい絵本の条件の一つに、絵だけでストーリーがわかるものというのがあって、この本を読んで「こういうことか」、と思わされました。
そして、勿論さいごには、やっと見つけたバーバママにプロポーズ
本当に、とってもいい絵本です