最近一日一話、日本昔話を娘に語り聞かせしていて
最初は記憶ベースだったのですが、ネタがつきてきたので こちらの本を買ってみました
- 子どもに聞かせる日本の民話/実業之日本社
- ¥2,835
- Amazon.co.jp
語り聞かせ用というだけあって、方言の情感が豊かでテンポがよく耳によくなじむ本です
しかし、今読むと昔話って結構ひどい・・笑
というか、いじわる役が本当にいじわる
例えば、有名なさるかに合戦なんて
猿が蟹に柿を育てさせたあげく、美味しいとこだけ食べて
欲しがる蟹には青いのを投げつけて殺しちゃうんですから。
他にも、恋心のあまりちょっとじいさんを脅して人の娘をお嫁さんにもらった猿が
お嫁さんを大事にしていたらその娘に殺されちゃった・・とか
子供のときは、せいぜい「やーい、やーい」くらいに思っていたものですが
大人になると、なんだかそういう悲哀みたいなものに目がいきがちなのかもしれませんね。