「ニュースで長野県の男性が円周率を少数5兆位まで計算したらしい!」
という話をきいて、早速ニュース検索

ありました、ありました。
なんと自作のPCでスーパーコンピュータをしのぐ計算能力を叶え
ギネスに認定されたとの旨。
そのこと自体もすごいですけど、5兆までいっても割り切れない、循環しない
っていうことに、改めて感嘆。
目の前にあるものなのに、把握できないなんて。
宇宙とか、哲学のマッチ棒辞典とかもそう。計測しきれないものを考えるのは、
かつて大航海時代に海に繰り出した者の心情ときっとよく似ていて
彼の言葉を借りるなら「ロマン」ですよね

ところで、数の面白さなんてどこにあるのか

絶対に読んでいただきたい絵本があります。
- 数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜/ハンス・マグヌス エンツェンスベルガー
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今読み返してもすばらしく面白いです

数学が好きな人は、この表紙だけで生唾を飲み込んでしまうはず。
加えて、統計学をからめた推理小説はいかがでしょう?
広範な数学知識を背景に、いやみなくエンターテインメントに徹した
ノンストップの逃走劇。
夜寝ずに本にのめりこんでしまうBOOK HOLICERには危険な本。
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