六本木ヒルズでの楽しい夕べ~初心に帰る編~ | Living with little girls …絵本をよんで、おやすみなさい… in 香港

Living with little girls …絵本をよんで、おやすみなさい… in 香港

インターで英中を学ぶ姉妹(2012.12/2017.3)の記録。バイリンガル育児での発見や驚き、迷いなど。のんびりやで読書家の長女(ピアノ)とワールドワイドな愛嬌を振りまく次女(バイオリン)。#帰国子女受験 #海外で子育て #香港でおでかけ

25ansのご紹介で、仕事帰り六本木ヒルズで開催された
都市計画セミナーに行ってきました。

青山学院大学の井口典夫教授の公演で
「クリエイティブ人材を育む都市づくり」についてのお話が、とても興味深かったので
ご紹介します。


・・・・・・

・従来、大卒・幹部候補をホワイトカラーと呼び高所得者を占めていたが、
物余りの時代、クリエイティブクラスというべき人材こそが経済を牽引している。

・クリエイティブクラスとは、経営者、文化創造者、科学者・技術者等、
新たな価値カテゴリーを生み出せる存在。

・クリエイティブクラスに必要なのは、3つのT
「技術(テクノロジー)」「才能(タレント)」「寛容性(トレランス)」

・中でも、特に大切なのは「寛容性」。技術や才能は単一では真価を発揮せず
様々な価値観が独自に市民権を得るような場所でこそ、花開くもの。
(例として、ゲイの方が才能を持っていることって多いですよね?
でも、ゲイだからって白い目で見られるようなところでは折角の才能も発揮できない。
ゲイ? no problem!とでも言うべき
風通しのよさが次の時代の価値を作る上では欠かせない。)

・寛容性は、特に外的要因としてとらえられており、そういった都市は世界でも20箇所くらい。NY,LONDON,PARIS,TOKYO・・というような所謂
「その都市行ってみたい」の代表格みたいなところで、
文化が発達していることで一致している――



・・・・・・

というのが、はしょりましたが骨子です。

それで、この話で分かったことがあります。
とても個人的なことなのですが、
それは、私はずっとクリエイティブ人材を目指していたのだということ。

金融で働くことを決めたとき、周りの友人にはアパレルや出版で働くイメージだった、
と言われていました。
でも、今の道を選んだのは、好きなことをするために価値観の創造が必要で、
価値観は、好きでないことの吸収があってこそバランスが取れたものになる。
私にとって、金融の場がそれを最も学べる場所だと思ったのです。

これは、かなりの回り道。
でも、今ここにいることが間違いではなかったと改めて認識できたことが
私にはとても嬉しかった。


セミナー終了後、東京タワーを見ていたときに
声をかけてくれた女性2人と一杯ずつお酒を飲みました。
沢山情報交換をして、恋のお話をしたりして・・・
本当に、大人になるのは素敵なこと。


Shelf


いい夜でした。