『お父さんとお母さんを、
お父さんとお母さんにしてくれたmahoは
トクベツな子供なんだよ。
mahoちゃんが産まれて来てくれたから、お父さんとお母さんは“お父さん”と“お母さん”になれたんだもん。
ありがとうね。
赤ちゃんが生まれたら、今までみたいに、ずーっと一緒じゃいられなくなるかも知れないし、
寂しいなぁと泣かせる事もあるかも知れない
でも、寂しく感じた時には思い出してね。
mahoちゃんは、一番始めに生まれて来てくれたから
トクベツ。なんだよ。』
4年前、shoutaro-の出産間近に
mahoの不安を和らげようと話した言葉。
それを聞いた娘は、私の手をギュッと握って
絡めた腕に、頬擦りをして
『あたちはトクベツな赤ちゃんだった』
と、嬉しそうに、取り込む様に
呟きました。
しばらくして
『あたち、赤ちゃんもママも大好きになるよ』
と私に満面の笑みを見せてくれました。
それからshoutaro-のお姉ちゃんになって
『shou君は、トクベツな子なんだよ。
お姉ちゃんは、shou君が生まれたから、お姉ちゃんになれたんだよ?
弟が生まれるけどね
なーんにも心配いらないからね
みんな味方だよ。
大好きだよ。』
と、愛を伝えてくれています。
そして、
今年はkentaro-のお姉ちゃんにもなって
kenちゃんの“トクベツ”も、話してあげなきゃ
と言いながら
『kenちゃんは、一番最後に生まれて来てくれたから
みんなから大事にされて幸せなんだよ~。
みんな待ってたよ~。
生まれて来てくてくれて、ありがとうね~ 』
愛を伝える事には何の技術もいらない。
時間も 手間も 掛からない。
お金や努力も必要無い。
でも、だからと言って、簡単では無い事も
悲しいかな。
わかるんだなぁ。
だから、私は、あえて意識して愛を伝える事にしている。
口に出すだけ。
それだけで幸せになれる。
その気持ちが、mahoからshoutaro-に、shoutaro-からkentaro-に
伝わってくれたら万々歳