注:これは友達が体験した

  実話の物語です





君を好きになるまで 

 ~気付かない青春~



今日はなんとなく

なんとなくだけど

木藤とリオが

話していても

モヤモヤがなかった


昨日の木藤がいった事

完全に信じていたから



妃尾 「てか、なんなんだ!この気持ちは!!」



思わず大きな声を

あげてしまった


木藤が言った

嫌味がなぜか

こころにひっかっかる


もしかしたら

私は木藤の事が・・・



妃尾 「うわぁあ!考えたくない!!!」



軽く私は現実逃避をしていた


だって私が好きなのは

新藤であって

木藤じゃないんだから

ときめいたって

意外さマジックで

きっとときめいただけ



妃尾 「あ・・・」



そうかそう考えれば良かったのか

そうだよ意外さマジックだよ



妃尾 「な・・・なーんだそうだそうだ」



一人また

頭の中で勝手に

理解した



七海 「妃尾ー!」



妃尾 「あ・・・七海」



七海がこちらに歩いてくる



七海 「あのさリオの事聞いた木藤に?」



妃尾 「うん、なんとも思ってないって」



七海 「そっか!よかった」



私は昨日の事を

七海に話した

もちろん

嫌味の事は

いわなかったけど



妃尾 「てゆーか木藤の事聞いてくるけど

        あんた彼氏できたんじゃないの?」



七海 「そうなんだけど」



妃尾 「まだ引きづってんのね」



七海 「まぁそんな感じ」



七海にはちゃんとした

彼氏がいるのに

まだ木藤の事が気になって

私にいろいろ相談してくる


相談されるのが

別に嫌いじゃないし

むしろ頼られてうれしいから

相談相手になってるけど

七海の頭はちょっと

単純すぎだとたまに思う


だって

私だって女なんだから

木藤の事好きになるかも

してないってのに

完全に信じちゃってる



妃尾 「まあそんなことはないけど!!!!」



七海 「うわっどーしたの??」



妃尾 「いやなんでもないよ」




                     つづく♡