いつもは聞き分けのいい娘っ子が



お菓子売り場から動かなくなりました。



「ラムネがほしいーの!」



一度買ったらつけ上がるので、もちろん無視。



少ーしづつ距離を広げながら、娘っ子の視界から消えてみました。



ここで、来るはず。



・・・



???アレ???来ない・・・



見ると、娘っ子が子供用カートを残して消えています。



名前を呼び呼び、探します。



すると、見知らぬオバチャンに手を引かれ



コーナーを曲がって行ってしまいました。



「あ、あの、スイマセーン」



と追いかけるも止まる様子なし。



「あのー!すいませーん!」



ここでやっと娘っ子が止まり、オバチャンも立ち止まりました。



「スイマセン、ありがとうございました」



「いやいや可愛らしいからな、店員さんにすぐ言おう思たんやけど、お菓子買うたるわって約束したからな。構わん?」



「エッ?そんな、とんでもないですよ」



「エエのエエの。可愛らしいからな、買うてやりたいねん。好きなもん選んでええで。どれがいい?」



「んーとねぇ、コレ」



「コレでええの?よっしゃ買いに行こな」



かくして、娘っ子はお菓子を見事ゲットしたのでありました。



見知らぬオバチャンから。(;´Д`)ノ