娘っ子と散歩していると、



見知らぬお爺さんに声を掛けられました。



「おうおう可愛いのう。よしコレやろう」



ウエストポーチから鷲掴みで取りだしたのは



何やら赤い実が10数個。



「なんですか?ソレ」



「『やまもも』知らんか?美味しいで。ほれ」



(ほれって…見知らぬ小キチャナイ爺さんに素手で貰った袋にも入ってない謎の果物もらえるかいな)



「あ、ありがとうございます」



「ほなな」



去って行く爺様を、片手に何やら赤い汁を感じながら、見送るアタシと娘っ子。



「かーしゃん、コレなあに?」



「なんだろうね。食べちゃダメよ。ばっちいから」



思えば以前公園で、見知らぬ婆様連中に



娘っ子がビスケットを貰ったのを思い出しました。



その時も、袋に入っておらず裸のまま5~6枚の束でした。



「どしたの?ソレ」



ベンチに座った婆様達を指さし、



パクパクと口に運ぶ娘っ子。



お礼を言いに近づいて行くと、婆様達は再びビスケットをくれました。



また裸のままで5~6枚。



『飴ちゃん』をくれるなら分かるんですけど



裸のままでいきなりそんなに貰ったって、ハッキリ言って困ります。



貰い物は置場もなく、その場ですべて食っちまうか、



すぐ家に帰らなければならないがな!



コレって、神戸の風習か何かなんでしょうか?



ウチのバアチャンもどっかでやってるのかな。( ̄_ ̄ i)