お花見
に行った公園での出来事。
私たちが陣取った場所は、大きなブルーシートを張ったすぐ隣でした。
食べ始めていると、彼らは集まり始めました。
一行は明らかな東北弁、唯一の女性は中国人っぽいカタコトです。
年配者から若者までいて、格好風体からして土方っぽいです。
すぐに酒が入り、皆あっという間に赤い顔になりました。
その公園は、住宅街の真ん中にあり、来てる花見客はほとんどがファミリー層や主婦仲間です。
あぁ、ヘンな所に陣取っちゃったなぁ・・
なるほろ、だから空いてたのか・・
そこへボールが転がってきて、その一行の輪に飛び込みました。
子供とキャッチボールをしていた父親が「すいませーん!」と駆け足でやって来ました。
ここは公園ですから、キャッチボール
をやっていても問題はありません。
周囲の桜の木の下は花見客が陣取り、中央の広場では、皆ボール遊びに興じています。
飛んできた父親はハナから平身低頭です。
誰もがボールを投げ返してあげるものだと思っていました。
誰に当たったワケでも、食べ物に入ったワケでも、飲み物がこぼれたワケでもないのですから。
が。
一人の年配の男
が絡んできたのです。
「すいませんじゃねーよ、この野郎ぉ!」
仲間は笑う者、しらける者、一緒にからむ者・・
すっごくやな雰囲気です。
唯一女性が「ヤメナサイヨ、アンタ。カエシテヤンナヨ
」と言うも、
男はそれがまた面白くなかったのか、「うるせーな、オメェよぉ」と、
その女性に向かってボールを投げたのです。
幸いにも女性には当たりませんでしたが、ボールは父親とは逆方向に転がっていってしまいました。
父親は「すいません!すいません!」と、転がるボールを追いながら、何度も頭を下げて行きました・・。
あぁ、イヤなモノを見ちゃったなぁ。
だから酒飲みはキライなんだよ。
ついでに東北弁の土方もキライになりそうだ。
出稼ぎは辛い事もあるだろうが、だからって人に当たんなよ。(妄想)
たしなめる人間が日本人にはいなかったってのが、これまた情けない。
そんなブルーな花見日和でしたよ・・