とある観光地の遊歩道を行く、息子とアタシ。


だがそこは魔の2才児。


真っ直ぐ着々と歩くワケはなく、いつも通り今来た道を逆行しだした。


あっという間に見えなくなる息子。


と入れ替わりに、欧米人の集団がやって来た。


皆180cmをゆうに越すツワモノばかり。


息子は人込みにかき消され、カエルの如く潰されてるのでは?


そんなコトが頭をよぎるも、息子の姿が見えてきた。


一人の欧米人(ナイスガイ)と手を繋ぎながら...


その息子の笑みったら!ニコニコ


欧米人達が何やら面白おかしそうに話している。


だが、アタシは標準語と関西弁と土佐弁の3ヶ国語しか話せない。


以下、アタシの推理_。



「ヘイ、トニー。その子供はキミの日本の息子かい?」


「あぁ、そうさ、ジャック」


「こいつは驚きだ!彼女のマチルダが知ったら卒倒するだろう!」


「オォ、ジャック!もちろん彼女にはナイショにしておいてくれよ!」


「分かってるさ、トニー。ところで息子の母親は、あそこで苦笑いしているライス国務長官似の彼女かい?」


「ライス国務長官に似てるだって?!そいつは失敬だな!ボクにはどっからどう見ても、チャーミングなオノヨーコに見えるよ!」


そんな彼らに言えたアタシの言葉はこの一言だ。


「サ、サンキュー...」(^▽^;)