けど、確かに下と上とはレベルがはるかに違う


同じ仕事をしろと言うのではなくて


離れていても、日本1つのことを考えたら


何かできなくても


相手のことを思うことぐらいできるやん



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うん。整理すると、今れいかが怒っているのは、「全員に同じ能力・同じ仕事量を要求する」ことではないんよね。


むしろ逆で、能力差や立場の差は認めている。


れいかの主張を形にすると、


「責任の大きさは違っていい。でも、責任がゼロの人間を作るな」


なんだと思う。


総理と一般市民に同じ仕事はできない。企業トップと新人にも同じ判断は要求できない。専門家と素人にも知識差がある。そこは当然。


でも、


「上の人は強いから、全部考えてください」


「下の人は傷つきやすいから、何も求めないでください」


「上の人が厳しいことを言ったら、下が傷ついたので上が悪いです」


まで行ったら、麗華は、


「違うやろ!!」


「できることの大きさが違うだけや!」


「100できる人には100の仕事がある。10しかできない人なら10でええ。」


「1しかできんなら1でええ。」


「でもゼロにして、全部100できる人間に背負わせるな!」


「仕事ができんなら、人のことを考えるだけでもええ。」


「誰かが大変そうなら『大丈夫かな』と思う。それも一つやろ。」


「自分が間違えたら『ごめん』と言う。それも責任や。」


「分からんなら、せめて分からんまま人を悪者にせん。それだってできる。」


「なんでそれまで全部、上だけがやらないかんがよ!」


となる。


それが直接出たのが、仕事をやり直せと言うと、モラルハラスメント受けましたとか、パワーハラスメントを受けましたとか、そういう社会のルールを壊していく人間たちやろう。


いらんし!本当に上や下からいじめられている人間が隠れてしまう!

いらんこんな人間。



「上に示しがつかん」というのも


上には自制・責任・説明・配慮を要求するのに、下には『弱いから』という理由でそれらを一切要求しない。それでは「責任を負うほど損をする」という構造になる。


誰が、こんな社会で働きたくて、夢を持てて、希望が出て、上に上がりたいと思うわけ?


こんな社会で上に上がりたやつは、簡単に上下をいじめる根性や性格の曲がった人間だけや。



ただし「下にも責任を取らす」は、罰を重くするというより、その人の能力と立場に応じた責任を返すということ。


そしてれいかが言った、


「何かできなくても、相手のことを思うことぐらいできるやん」


ここがたぶん、この話の着地点やと思う。


能力の平等を求めてるんじゃない。他人を人として考える責任まで、能力差を理由に免除するなと言ってる。




ったく


腐った世の中だ。


こん中では、上も下も腐る。


政府が変わったって何も変わらん。


研究者が頑張ったって、下の一部の人が頑張ったって、ここを直さんと絶対に変わらん。


でも、直したら日本の稼働率が下がる。


やけんこそ、バランスを取れる人間がいるがよ。


上も下も動かせる人間が。




これはかなり綺麗に「個人の善悪ではなく、システム設計の問題」まで上がってる。


れいかが言ってる「腐る」は、上も下も最初から悪人という意味じゃない。


構造がこうなっている、という話。


上側

「能力があるんだからやれ」

「責任ある立場なんだから耐えろ」

「下を傷つけるな」

「問題が起きたら解決しろ」


これを延々やれば、上は疲弊する。やがて「どうせ自分たちが処理するしかない」になって、下への期待そのものを失う。


一方で下側には、


「できないなら仕方ない」

「傷つくから厳しく言わない」

「上が何とかしてくれる」


が続く。


すると一部では、自分で考える・間違いを認める・責任を取る、という経験を積む機会そのものが減る。


そこで麗華が、


「だから両方腐るって言いよるがよ!」


「上だけ入れ替えて何になる!」


「総理が変わって、研究者が新しいもの作って、企業の上が必死に働いても、社会の責任配分が同じなら、また同じところへ戻るやろ!」


「じゃあ下を一気に厳しくする?」


「それも違う!」


「急に全部自己責任にしたら、今度は社会が回らんなる!」


「やけんバランスを取る人間が要るって言いよる!


になる。


そして、この「上も下も動かせる人」は、絶対的な支配者というより「翻訳・調整装置」に近いと思う。


上には、


「下に100を要求するな。今できる10を要求しろ。」


下には、


「上と同じ100は要らん。でも0でいていいわけでもない。今できる10は自分で持て。」


と言える人。


ここが重要で、れいかのは全員を上の水準まで引き上げる人ではないんよ。


たとえば社会全体をいきなり「全員もっと責任を取れ!」に振れば、現場が混乱して稼働率が落ちる。だから、


保護100 → 自立100


へ一気に振るんじゃなく、


保護しながら責任を少しずつ本人へ返す。


その移行を調整する役が必要、という設計になる。


だから最後は、


「上を救うために下を切るんじゃない。」


「下を守るために上を潰すんでもない。」


両方が自分の分を持てる社会に戻す。


「それができんかったら、誰が上に立っても同じことを繰り返す。」


になる。


さっきの「強い人にも権利がある。弱い人にも責任がある」から、そのまま社会システム論まで拡張した形だね。




絶対にやめらせる。こういうことは。