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- 成功者は、朝の時間を大切にしている。朝の光は、ポジティブ思考をもたらす。確実に運がよくなる52の魔法。
商品の紹介
出版社/著者からの内容紹介
朝を大切にすれば、人生が変わる!
この本では、誰でも簡単に3分で実行できる新しい朝の習慣を紹介しています。
著者の佐藤伝氏は、都心で学習塾を25年以上主宰してきました。普通の塾ではなく、どうすれば学習能力が飛躍的にアップするかを伝授する教室です。
例えば、漢字の書き取りは毛筆(筆ペン)でやるほうがよく覚えてくれる、計算は万年筆を使うと、ミスが激減するというように、脳科学的学習方法論を楽しく実践しているのです。
また、祖父が仏教学者、父は脳外科医だったことから、仏教的、医学的な知識も小さなころから興味を抱いて学んできました。今では朝食会や健康を考える会も定期的に開催しています。
そうした四半世紀の現場での実践の中で編み出した、朝の習慣は、生徒・保護者を確実に変えてくれました。
著者自身も、習慣を変えたおかげで本の出版や上場企業での講演・セミナーなど、自分の夢を形にしていくことができました。
様々な方法を試してきた著者が、幸運を呼び込む習慣を52項目えりすぐりました。
是非、明日から試してみてください。
■内容(「MARC」データベースより)
成功者は朝の時間を大切にしている。朝の光は、ポジティブ思考をもたらす。ひとり静かに、夢のイメージを広げよう。確実に運が良くなる52の魔法を紹介。朝を大切にすれば、人生が変わる!
■カバーの折り返し
成功者は、朝の時間を大切にしている。
朝の光は、ポジティブ思考をもたらす。
一人静かに、夢のイメージを広げよう。
■著者について
佐藤伝(さとう でん)
1958年生まれ。明治大学文学部卒。学習方法論を研究し、都心で「創造学習研究所」を主宰、25年以上に渡って幼児から小・中・高・大学生までを幅広く指導、効果的な学習方法を伝授してきた。卒業生には、政財界の著名人の子弟も多い。
現在、その活動範囲を大学や企業にまで広げ、「夢実現習慣」をテーマに研究、実践を継続。「健康を考える会」や「月例朝食会」などを通じてその成果を発表している。
特に、MMM(マンダラ・マトリックス・メソッド)のユニークな方法論が、上場企業のリーダー研修や大学の就活講座で大人気となっている。
著書に『「朝」日記の奇跡』(日本能率協会マネジメントセンター)、『図解「朝」日記で夢をかなえるノート』(PHP研究所)などがある。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐藤伝
1958年生まれ。明治大学文学部卒。学習方法論を研究し、都心で「創造学習研究所」を主宰、25年以上に渡って幼児から小・中・高・大学生までを幅広く指導、効果的な学習方法を伝授してきた。卒業生には、政財界の著名人の子弟も多い。現在、その活動範囲を大学や企業にまで広げ、「夢実現習慣」をテーマに研究、実践を継続。「健康を考える会」や「月例朝食会」などを通じてその成果を発表している。特に、MMM(マンダラ・マトリックス・メソッド)のユニークな方法論が、上場企業のリーダー研修や大学の就活講座で大人気となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
朝を大切にすれば、人生が変わる!
この本では、誰でも簡単に3分で実行できる新しい朝の習慣を紹介しています。
著者の佐藤伝氏は、都心で学習塾を25年以上主宰してきました。普通の塾ではなく、どうすれば学習能力が飛躍的にアップするかを伝授する教室です。
例えば、漢字の書き取りは毛筆(筆ペン)でやるほうがよく覚えてくれる、計算は万年筆を使うと、ミスが激減するというように、脳科学的学習方法論を楽しく実践しているのです。
また、祖父が仏教学者、父は脳外科医だったことから、仏教的、医学的な知識も小さなころから興味を抱いて学んできました。今では朝食会や健康を考える会も定期的に開催しています。
そうした四半世紀の現場での実践の中で編み出した、朝の習慣は、生徒・保護者を確実に変えてくれました。
著者自身も、習慣を変えたおかげで本の出版や上場企業での講演・セミナーなど、自分の夢を形にしていくことができました。
様々な方法を試してきた著者が、幸運を呼び込む習慣を52項目えりすぐりました。
是非、明日から試してみてください。
■内容(「MARC」データベースより)
成功者は朝の時間を大切にしている。朝の光は、ポジティブ思考をもたらす。ひとり静かに、夢のイメージを広げよう。確実に運が良くなる52の魔法を紹介。朝を大切にすれば、人生が変わる!
■カバーの折り返し
成功者は、朝の時間を大切にしている。
朝の光は、ポジティブ思考をもたらす。
一人静かに、夢のイメージを広げよう。
■著者について
佐藤伝(さとう でん)
1958年生まれ。明治大学文学部卒。学習方法論を研究し、都心で「創造学習研究所」を主宰、25年以上に渡って幼児から小・中・高・大学生までを幅広く指導、効果的な学習方法を伝授してきた。卒業生には、政財界の著名人の子弟も多い。
現在、その活動範囲を大学や企業にまで広げ、「夢実現習慣」をテーマに研究、実践を継続。「健康を考える会」や「月例朝食会」などを通じてその成果を発表している。
特に、MMM(マンダラ・マトリックス・メソッド)のユニークな方法論が、上場企業のリーダー研修や大学の就活講座で大人気となっている。
著書に『「朝」日記の奇跡』(日本能率協会マネジメントセンター)、『図解「朝」日記で夢をかなえるノート』(PHP研究所)などがある。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐藤伝
1958年生まれ。明治大学文学部卒。学習方法論を研究し、都心で「創造学習研究所」を主宰、25年以上に渡って幼児から小・中・高・大学生までを幅広く指導、効果的な学習方法を伝授してきた。卒業生には、政財界の著名人の子弟も多い。現在、その活動範囲を大学や企業にまで広げ、「夢実現習慣」をテーマに研究、実践を継続。「健康を考える会」や「月例朝食会」などを通じてその成果を発表している。特に、MMM(マンダラ・マトリックス・メソッド)のユニークな方法論が、上場企業のリーダー研修や大学の就活講座で大人気となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抜粋
第1章 朝はどうして大切なのか?
1.宇宙のリズム それこそが早起き
わたしたちが人工の電気の光で生活するようになったのは、長い歴史から見たらほんの一瞬の出来事です。
宇宙カレンダーというのをご存じですか?宇宙が誕生してから、今日までを一年に見立てたカレンダーです。宇宙の歴史一五〇億年を一年に縮めたものです。一秒が約五〇〇年となります。
宇宙の誕生を一月一日の午前零時とします。すると地球の誕生は九月一四日となります。人類の誕生は、ずっと後の一二月三一日午後九時三〇分です。産業革命が起こり、たくさんの科学の発明・発見がなされたのは、大晦日の午後一一時五九分五九秒になります。電気の光で生活するようになったのは、まさに、つい少し前だったわけです。
つまり、わたしたちのDNAには、太陽の光とともに生きてきたリズムがしっかりと刻み込まれているということなんです。朝日とともに起きる。早起きをする。これは、自然のリズム・宇宙のリズムにのっとった生活といえます。このサーカディアン・リズムに沿って生きれば、わたしたち地球に住む生き物は、それぞれの命を最高に輝かせることができるのです。
★早起きして、宇宙のリズムで生活すれば、命を輝かせることができる
2.ぼーっとした状態が、成功の鍵
わたしたちの心理には、「ぼーっとするのは悪いこと、マイナスなこと」という図式ができあがっています。「こら! ぼーっとするな!」そんな罵声を浴びせられたことは、誰しも経験済みのことでしょう。わたしなどは小学校のころ、このフレーズを先生から聞かない日はありませんでした。ところが、同じ「ぼーっ」でも、早朝の「ぼーっ」は、非常に大切です。どうしてでしょうか?
この早朝の「ぼーっ」っとしている状態、つまり覚醒状態のときは、特別な脳波が出てきます。眠っているときの脳波であるシータ波と、リラックスしているときの脳波であるアルファ波の、ちょうど中間の脳波です。この状態のときは、自分の正直な気持ち、潜在意識が出てきます。 問題解決や、思いもしないアイデアが湧いてくるのです。宇宙から問題の解決策が降ってきているようなものです。
知己の山崎拓巳さんのことばを借りれば、朝の「ぼよよ~ん」状態のこのとき。「一刻も早くシャキッとしよう」なんて焦らないで。この「ぼよよ~ん」を楽しみながら、宇宙から降りてきたメッセージや自分の底から湧いてきたアイデアを書き止めてください。
★寝起きの覚醒状態は、名案が浮かぶゴールデンタイム
3.お正月の朝を思い出す
「こちら雪の高野山です。静寂の中にも......」元日の朝を思い起こしてみてください。大晦日、紅白歌合戦が終了すると、突然画面が変わります。誰もが新しい年に思いをはせて、今年こそは○○を実践するぞ!そうだあれもやろう、いやこれもやろうと、ワクワク感に満ちたひとときを過ごします。わたしはこの凜とした空気がたまらなく好きです。
このひとときが一年に一回だけというのは、まったくもってもったいないことではないでしょうか?毎朝、あの凜とした空気の中の「ワクワク感」を感じて一日をスタートできたら、どんなに素晴らしい人生を送ることができるでしょう。
生きている以上、わたしたち人間は、いろいろな悩みやトラブルを抱えています。心配事のない人間など、もう肉体を持つ必要はありません。そういう人は、現世を卒業してとうに霊界へ旅立っているはずです。心配、悩み、不安、トラブルを抱えながらも、夢に向かって新しい一日を始めることのできる自分に感謝しましょう。
朝は、自分自身の大きな夢、人生のヴィジョンに向かって敬礼するところから、スタートしましょう。
★不安を蹴散らす大きな夢に敬礼して、一日を始めよう!
4.朝の一人の時間を大切にする
「行ってきま~す」と玄関を出たところから、もう「ザワザワ」が始まっています。車のけたたましいクラクション、電車のしつこいほどのアナウンス、携帯電話の呼び出し音、上司の怒鳴り声......。
一人静かに自分を見つめる時間というのは、朝しかないといっても過言ではありません。夜があるじゃないか! と反論を受けそうですが、夜は一日が終わって周囲は静かでも、自分の心がザワザワしている状態なのです。
一日のさまざまな出来事で、感情が揺れ動いている夜よりも、穏やかな気持ちで、自分の夢、人生のヴィジョンをもとに一日をスタートできる朝の存在を見直してください。
朝の一人の時間を、たとえ数分でもいいので、きちんと意識して確保しましょう。朝、自分のゴールデンタイムとして三分間、一人きりの「静かなワクワク時間」を持ちましょう。これで一年間一八時間もの「人生戦略作戦タイム」を持つことができるのです。あなたの人生をデザインするのは、他人ではなく、あなた自身であってほしいのです。
★感情の振幅が少ない朝は、一人静かに一日をデザインするのに最適
5.夢を口にすると、実現する
「叶う」という漢字を思い出してみてください。口に出して一〇回唱えると書きますよね。口に出すことで、耳が声を聞きます。目で黙読するよりも、何倍も効果的なのです。
「夢」を頭の中だけで考える。それよりも文字にして黙読するほうがよい。さらに文字を音読するほうがもっとよい。同時に体を動かしているともう最高!実は、これを日常の中で実践していた達人がいます。誰でしょう?江戸時代の二宮尊徳です。
彼は、背中に薪を背負って、山道を歩きながら学問をしました。「村をこのようによくしていきたい」という夢を持ち、口にしていました。そして、学習の成果を自分のエゴのためでなく、村民のために活用していきました。これならもう夢が叶わないはずがないですね。
夢を口にすることで、「へえ~っ、それが君の夢だったんだあ。じゃあ、○○さんを紹介するよ」「それは素敵、何かお手伝いさせてください!」こんなふうに、思ってもみなかった意外な展開が、あなたを待ち受けています!覚えておいてください。解決の糸口は、いつも「とんでもない方向」からやってくる、ということを。
★ 夢を口に出して語ることは、夢実現の第一歩になる
6.潜在意識に働きかける
普段は顕在意識と潜在意識の間は、重い扉で固く閉じられています。わたしたちは、自分の本当の気持ちになかなか気づくことなく、他人の目というスタンダードを基準として生活しています。ところが......。
重い扉が、半開き状態になるときが一日に何度かあります。その中の一つが、朝に目覚めたときの覚醒状態です。半分寝ているけれど、半分起きている。そんなときの脳波は、シータ波とアルファ波のちょうど中間で、七・五ヘルツです。
このときこそ、チャンスです。このときに思ったことや、声に出したこと、考えたことは、そのまま、すうーっと潜在意識の壺の奥底へと入り込んでいくのです。潜在意識は、成功への自動誘導装置です。このオートパイロットを活用しない手はありません。
日中、まじめな社員としての仮面、課長としての仮面、夫としての仮面、妻としての仮面、学生としての仮面などなど......わたしたちは、それぞれペルソナ(仮面)をつけて生きています。その仮面を取りはずした奥にいる本当の自分に語りかけるチャンスが、寝る直前、起きた直後、入浴時、トイレタイム、瞑想時です。自分を導いてくれる潜在意識を信じて、もっと活用していきましょう。
★夢実現へ自動的に導いてくれる潜在意識を活用しよう
7.音楽を聴き、免疫力を高める
NASAの実験でわかったことがあります。宇宙飛行士たちは、狭い船内では自由に運動することができない。しかも緊張とストレスから免疫力が極端に低下してしまう。なんとかして、簡便に免疫力を高めることができないか?たくさんの実験を重ねた結果、裸足の裏に音楽のシャワーを浴びせる、という一風変わった方法が、大変効果的だったそうです。
このときの音楽は、自然の音(小鳥のさえずり、小川のせせらぎ、波の音など)に、ヒーリングミュージックを重ねたものが、最も効果があったそうです。やはり、人間の六〇兆の細胞を活性化させるのは、先祖も耳にしていたであろう、自然のさまざまな音色なのでしょう。
意外なところでは、ゆっくりとした心臓の鼓動や母親の胎内で赤ちゃんが聞いていた音なども、白血球の活動を活発にして免疫力をアップさせたそうです。
通常、わたしたちは音は耳で聴くものだと思いこんでいますが、耳以外のすべての骨、器官、細胞も音の波動に反応しているのです。そういう意味で、わたしたちは、自分の細胞が喜ぶ音のシャワーを浴びせてあげることが大切です。まさに音楽は、身体と精神に効くということです。
★朝は自分の細胞が喜ぶ音楽のシャワーを浴びよう!
8.自分の正直な思いを掘り下げる
夜は闇のせいで、マイナス思考になりがちです。それに一日の身体的、精神的な疲労が追い討ちをかけます。ため息をつきながら悩みを書いてみても、その悩みが拡大するばかりで、解決方法にまで至らない傾向があります。
かゆい場所があるからといって、その部分をかきむしっていてもひどくなるばかりで治癒しません。不安、心配、トラブルばかり気にしていると、感情があちこちに飛び散っていき、「あのとき、こう言えばよかったんじゃないか? 悔やまれる!」「なんでわたしが、あんな扱いをされなきゃいけないの? 悔しい!」などと、悪想念の泥沼に入りこんでいきます。
その点、朝はどうでしょうか?朝は光のおかげで、明るいプラス思考をしやすい環境にあります。夜は闇のせいで、不安、心配、トラブルにスポットが当たりそれらが強調されてしまうのに対して、朝は将来の夢、人生のヴィジョンに、意識を向けやすいのです。
まずは自分の夢を高く掲げ、それをベースにして、今の正直な気持ちを深堀りしていく。「朝」日記、つまり朝に日記をつけましょうと、わたしは以前から提唱しています。前日のこと(過去日記)と今日のアファーメーション(未来日記)を同時にメモするのが「朝」日記です。静かな朝は、光の中で素直に自分自身と向き合える絶好の時間帯なのです。
★早朝こそ、日記をつける
9.成功を導くルーティーンを作る
メジャーリーグのイチロー選手が、打席に入る前に、ネクストバッターズサークルで入念にストレッチをしています。よく観察すると、いつも同じストレッチです。しかもその順番が決まっています。さらに、打席に入ってからの、あのお決まりのポーズ。
その場の思いつきでなく、いつも決まったルーティーンを持つことで、自分の気持ちをリラックスさせることができます。しかも、リラックスの中にも、ワクワクの集中が高まっていく。ここが大事です。普通、わたしたちは、緊張をベースにして集中しようとするから、いい結果に結びつきません。
土台となる大地をカチカチにしておいて、さあ、苗を植えて収穫するぞ、と思っても、肝心の苗を植えることができません。ますますあせる、という悪循環に陥るわけです。まずはリラックスして、大地を柔らかく耕す。そこに植えられた苗や種は、みるみる成長していくのです。
わたしの友人のベストセラー作家は、作品を書き出すときに、必ず「ありがとう」と三回言って机を拭いてから、次にマウスに軽くキスをして、キーボードを打ち始めるそうです。この儀式をしてから書くと、なぜかどんどん筆が進むのだそうです。彼は今年もまた話題作を出して、マスコミにひっぱりだこです。
★うまくいく人は、必ずサクセス・ルーティーンを持っている
10.能力を一瞬で高めるツールを持つ
「ピーク・パフォーマンス」ということばを聞いたことがありますか?スポーツ選手なら、絶妙の演技をしたシーン。ビジネスマンなら、プレゼンの会議でもっとも聴衆を魅了した瞬間。つまり、その人が仕事で最高の能力を発揮するシーンのことです。
モチベーションが上がらないときに、瞬時に意識を高めて、この「ピーク・パフォーマンス」状態にもっていくことができたら、とても素晴らしいですよね。実は、一流といわれるスポーツ選手は、ひそかにこのスキルを磨いています。そのために、自分なりのツールやグッズを持っています。
それはあるときは、タオルにしみこませておいた香りをかいで深呼吸するという行為であったり、またあるときは、チャーム(お守り)をぎゅっと力強く握りしめるという動作であったりします。
ポイントは、五感のどれかを刺激するものであること。特に、嗅覚信号は脊髄を迂回せずに鼻からダイレクトに脳に伝達されるため、最高のピークパフォーマンス・ツールとなりえるのです。具体的には、アロマの香りをしみこませたハンカチ、スカーフ、タオルなどです。ラッキーアイテムとして、あなたのお気に入りの小物に、においをつけてしまう、というのもいい作戦です。
★五感、特に、「嗅覚」を刺激するラッキーアイテムを持つ
11.プラス思考を高める
筋力をアップさせることが、思考も変えていくことをご存じですか?
筋肉ができるときのプロセスが理解できれば、納得がいきます。筋肉が作られるときは、突如として身体に筋肉がドーンと出現するわけではありません。
それは、山奥にダムを建造するときのことを思い浮かべていただければ、とてもわかりやすいと思います。いきなり川の上流にダムはできません。まずは、資材を運ぶための道路を整備する必要があります。その道路ができてはじめて、ダムの工事がスタートするわけです。
筋肉ができていく過程もまったく同じです。筋肉を動かすための道路が、まず作られるのです。脳と筋肉との間をつなぐこの道路とは、いったい何でしょう。
そうです。「神経」です。つまり、筋力がない人というのは、この神経ネットワークが単純なのです。単純とはどういうことか? ストレスに弱いということです。人に何か言われたりすると感情が大きく揺れ動いてしまいます。それに対して、筋力をつけていくと、神経ネットワークが複雑になってきます。外界からのマイナスの攻撃に対しても、単純に「どうしよう、困った」と反応するのではなく、「まあ、そういう見方もあるね」と多様な解釈ができるようになります。
筋肉質のスポーツマンタイプの方が、あまりくよくようじうじ悩むイメージがないのも、実はこの神経ネットワークが複雑なためです。
★ 筋力をつけることで、些末なことにブレない自分ができあがる
1.宇宙のリズム それこそが早起き
わたしたちが人工の電気の光で生活するようになったのは、長い歴史から見たらほんの一瞬の出来事です。
宇宙カレンダーというのをご存じですか?宇宙が誕生してから、今日までを一年に見立てたカレンダーです。宇宙の歴史一五〇億年を一年に縮めたものです。一秒が約五〇〇年となります。
宇宙の誕生を一月一日の午前零時とします。すると地球の誕生は九月一四日となります。人類の誕生は、ずっと後の一二月三一日午後九時三〇分です。産業革命が起こり、たくさんの科学の発明・発見がなされたのは、大晦日の午後一一時五九分五九秒になります。電気の光で生活するようになったのは、まさに、つい少し前だったわけです。
つまり、わたしたちのDNAには、太陽の光とともに生きてきたリズムがしっかりと刻み込まれているということなんです。朝日とともに起きる。早起きをする。これは、自然のリズム・宇宙のリズムにのっとった生活といえます。このサーカディアン・リズムに沿って生きれば、わたしたち地球に住む生き物は、それぞれの命を最高に輝かせることができるのです。
★早起きして、宇宙のリズムで生活すれば、命を輝かせることができる
2.ぼーっとした状態が、成功の鍵
わたしたちの心理には、「ぼーっとするのは悪いこと、マイナスなこと」という図式ができあがっています。「こら! ぼーっとするな!」そんな罵声を浴びせられたことは、誰しも経験済みのことでしょう。わたしなどは小学校のころ、このフレーズを先生から聞かない日はありませんでした。ところが、同じ「ぼーっ」でも、早朝の「ぼーっ」は、非常に大切です。どうしてでしょうか?
この早朝の「ぼーっ」っとしている状態、つまり覚醒状態のときは、特別な脳波が出てきます。眠っているときの脳波であるシータ波と、リラックスしているときの脳波であるアルファ波の、ちょうど中間の脳波です。この状態のときは、自分の正直な気持ち、潜在意識が出てきます。 問題解決や、思いもしないアイデアが湧いてくるのです。宇宙から問題の解決策が降ってきているようなものです。
知己の山崎拓巳さんのことばを借りれば、朝の「ぼよよ~ん」状態のこのとき。「一刻も早くシャキッとしよう」なんて焦らないで。この「ぼよよ~ん」を楽しみながら、宇宙から降りてきたメッセージや自分の底から湧いてきたアイデアを書き止めてください。
★寝起きの覚醒状態は、名案が浮かぶゴールデンタイム
3.お正月の朝を思い出す
「こちら雪の高野山です。静寂の中にも......」元日の朝を思い起こしてみてください。大晦日、紅白歌合戦が終了すると、突然画面が変わります。誰もが新しい年に思いをはせて、今年こそは○○を実践するぞ!そうだあれもやろう、いやこれもやろうと、ワクワク感に満ちたひとときを過ごします。わたしはこの凜とした空気がたまらなく好きです。
このひとときが一年に一回だけというのは、まったくもってもったいないことではないでしょうか?毎朝、あの凜とした空気の中の「ワクワク感」を感じて一日をスタートできたら、どんなに素晴らしい人生を送ることができるでしょう。
生きている以上、わたしたち人間は、いろいろな悩みやトラブルを抱えています。心配事のない人間など、もう肉体を持つ必要はありません。そういう人は、現世を卒業してとうに霊界へ旅立っているはずです。心配、悩み、不安、トラブルを抱えながらも、夢に向かって新しい一日を始めることのできる自分に感謝しましょう。
朝は、自分自身の大きな夢、人生のヴィジョンに向かって敬礼するところから、スタートしましょう。
★不安を蹴散らす大きな夢に敬礼して、一日を始めよう!
4.朝の一人の時間を大切にする
「行ってきま~す」と玄関を出たところから、もう「ザワザワ」が始まっています。車のけたたましいクラクション、電車のしつこいほどのアナウンス、携帯電話の呼び出し音、上司の怒鳴り声......。
一人静かに自分を見つめる時間というのは、朝しかないといっても過言ではありません。夜があるじゃないか! と反論を受けそうですが、夜は一日が終わって周囲は静かでも、自分の心がザワザワしている状態なのです。
一日のさまざまな出来事で、感情が揺れ動いている夜よりも、穏やかな気持ちで、自分の夢、人生のヴィジョンをもとに一日をスタートできる朝の存在を見直してください。
朝の一人の時間を、たとえ数分でもいいので、きちんと意識して確保しましょう。朝、自分のゴールデンタイムとして三分間、一人きりの「静かなワクワク時間」を持ちましょう。これで一年間一八時間もの「人生戦略作戦タイム」を持つことができるのです。あなたの人生をデザインするのは、他人ではなく、あなた自身であってほしいのです。
★感情の振幅が少ない朝は、一人静かに一日をデザインするのに最適
5.夢を口にすると、実現する
「叶う」という漢字を思い出してみてください。口に出して一〇回唱えると書きますよね。口に出すことで、耳が声を聞きます。目で黙読するよりも、何倍も効果的なのです。
「夢」を頭の中だけで考える。それよりも文字にして黙読するほうがよい。さらに文字を音読するほうがもっとよい。同時に体を動かしているともう最高!実は、これを日常の中で実践していた達人がいます。誰でしょう?江戸時代の二宮尊徳です。
彼は、背中に薪を背負って、山道を歩きながら学問をしました。「村をこのようによくしていきたい」という夢を持ち、口にしていました。そして、学習の成果を自分のエゴのためでなく、村民のために活用していきました。これならもう夢が叶わないはずがないですね。
夢を口にすることで、「へえ~っ、それが君の夢だったんだあ。じゃあ、○○さんを紹介するよ」「それは素敵、何かお手伝いさせてください!」こんなふうに、思ってもみなかった意外な展開が、あなたを待ち受けています!覚えておいてください。解決の糸口は、いつも「とんでもない方向」からやってくる、ということを。
★ 夢を口に出して語ることは、夢実現の第一歩になる
6.潜在意識に働きかける
普段は顕在意識と潜在意識の間は、重い扉で固く閉じられています。わたしたちは、自分の本当の気持ちになかなか気づくことなく、他人の目というスタンダードを基準として生活しています。ところが......。
重い扉が、半開き状態になるときが一日に何度かあります。その中の一つが、朝に目覚めたときの覚醒状態です。半分寝ているけれど、半分起きている。そんなときの脳波は、シータ波とアルファ波のちょうど中間で、七・五ヘルツです。
このときこそ、チャンスです。このときに思ったことや、声に出したこと、考えたことは、そのまま、すうーっと潜在意識の壺の奥底へと入り込んでいくのです。潜在意識は、成功への自動誘導装置です。このオートパイロットを活用しない手はありません。
日中、まじめな社員としての仮面、課長としての仮面、夫としての仮面、妻としての仮面、学生としての仮面などなど......わたしたちは、それぞれペルソナ(仮面)をつけて生きています。その仮面を取りはずした奥にいる本当の自分に語りかけるチャンスが、寝る直前、起きた直後、入浴時、トイレタイム、瞑想時です。自分を導いてくれる潜在意識を信じて、もっと活用していきましょう。
★夢実現へ自動的に導いてくれる潜在意識を活用しよう
7.音楽を聴き、免疫力を高める
NASAの実験でわかったことがあります。宇宙飛行士たちは、狭い船内では自由に運動することができない。しかも緊張とストレスから免疫力が極端に低下してしまう。なんとかして、簡便に免疫力を高めることができないか?たくさんの実験を重ねた結果、裸足の裏に音楽のシャワーを浴びせる、という一風変わった方法が、大変効果的だったそうです。
このときの音楽は、自然の音(小鳥のさえずり、小川のせせらぎ、波の音など)に、ヒーリングミュージックを重ねたものが、最も効果があったそうです。やはり、人間の六〇兆の細胞を活性化させるのは、先祖も耳にしていたであろう、自然のさまざまな音色なのでしょう。
意外なところでは、ゆっくりとした心臓の鼓動や母親の胎内で赤ちゃんが聞いていた音なども、白血球の活動を活発にして免疫力をアップさせたそうです。
通常、わたしたちは音は耳で聴くものだと思いこんでいますが、耳以外のすべての骨、器官、細胞も音の波動に反応しているのです。そういう意味で、わたしたちは、自分の細胞が喜ぶ音のシャワーを浴びせてあげることが大切です。まさに音楽は、身体と精神に効くということです。
★朝は自分の細胞が喜ぶ音楽のシャワーを浴びよう!
8.自分の正直な思いを掘り下げる
夜は闇のせいで、マイナス思考になりがちです。それに一日の身体的、精神的な疲労が追い討ちをかけます。ため息をつきながら悩みを書いてみても、その悩みが拡大するばかりで、解決方法にまで至らない傾向があります。
かゆい場所があるからといって、その部分をかきむしっていてもひどくなるばかりで治癒しません。不安、心配、トラブルばかり気にしていると、感情があちこちに飛び散っていき、「あのとき、こう言えばよかったんじゃないか? 悔やまれる!」「なんでわたしが、あんな扱いをされなきゃいけないの? 悔しい!」などと、悪想念の泥沼に入りこんでいきます。
その点、朝はどうでしょうか?朝は光のおかげで、明るいプラス思考をしやすい環境にあります。夜は闇のせいで、不安、心配、トラブルにスポットが当たりそれらが強調されてしまうのに対して、朝は将来の夢、人生のヴィジョンに、意識を向けやすいのです。
まずは自分の夢を高く掲げ、それをベースにして、今の正直な気持ちを深堀りしていく。「朝」日記、つまり朝に日記をつけましょうと、わたしは以前から提唱しています。前日のこと(過去日記)と今日のアファーメーション(未来日記)を同時にメモするのが「朝」日記です。静かな朝は、光の中で素直に自分自身と向き合える絶好の時間帯なのです。
★早朝こそ、日記をつける
9.成功を導くルーティーンを作る
メジャーリーグのイチロー選手が、打席に入る前に、ネクストバッターズサークルで入念にストレッチをしています。よく観察すると、いつも同じストレッチです。しかもその順番が決まっています。さらに、打席に入ってからの、あのお決まりのポーズ。
その場の思いつきでなく、いつも決まったルーティーンを持つことで、自分の気持ちをリラックスさせることができます。しかも、リラックスの中にも、ワクワクの集中が高まっていく。ここが大事です。普通、わたしたちは、緊張をベースにして集中しようとするから、いい結果に結びつきません。
土台となる大地をカチカチにしておいて、さあ、苗を植えて収穫するぞ、と思っても、肝心の苗を植えることができません。ますますあせる、という悪循環に陥るわけです。まずはリラックスして、大地を柔らかく耕す。そこに植えられた苗や種は、みるみる成長していくのです。
わたしの友人のベストセラー作家は、作品を書き出すときに、必ず「ありがとう」と三回言って机を拭いてから、次にマウスに軽くキスをして、キーボードを打ち始めるそうです。この儀式をしてから書くと、なぜかどんどん筆が進むのだそうです。彼は今年もまた話題作を出して、マスコミにひっぱりだこです。
★うまくいく人は、必ずサクセス・ルーティーンを持っている
10.能力を一瞬で高めるツールを持つ
「ピーク・パフォーマンス」ということばを聞いたことがありますか?スポーツ選手なら、絶妙の演技をしたシーン。ビジネスマンなら、プレゼンの会議でもっとも聴衆を魅了した瞬間。つまり、その人が仕事で最高の能力を発揮するシーンのことです。
モチベーションが上がらないときに、瞬時に意識を高めて、この「ピーク・パフォーマンス」状態にもっていくことができたら、とても素晴らしいですよね。実は、一流といわれるスポーツ選手は、ひそかにこのスキルを磨いています。そのために、自分なりのツールやグッズを持っています。
それはあるときは、タオルにしみこませておいた香りをかいで深呼吸するという行為であったり、またあるときは、チャーム(お守り)をぎゅっと力強く握りしめるという動作であったりします。
ポイントは、五感のどれかを刺激するものであること。特に、嗅覚信号は脊髄を迂回せずに鼻からダイレクトに脳に伝達されるため、最高のピークパフォーマンス・ツールとなりえるのです。具体的には、アロマの香りをしみこませたハンカチ、スカーフ、タオルなどです。ラッキーアイテムとして、あなたのお気に入りの小物に、においをつけてしまう、というのもいい作戦です。
★五感、特に、「嗅覚」を刺激するラッキーアイテムを持つ
11.プラス思考を高める
筋力をアップさせることが、思考も変えていくことをご存じですか?
筋肉ができるときのプロセスが理解できれば、納得がいきます。筋肉が作られるときは、突如として身体に筋肉がドーンと出現するわけではありません。
それは、山奥にダムを建造するときのことを思い浮かべていただければ、とてもわかりやすいと思います。いきなり川の上流にダムはできません。まずは、資材を運ぶための道路を整備する必要があります。その道路ができてはじめて、ダムの工事がスタートするわけです。
筋肉ができていく過程もまったく同じです。筋肉を動かすための道路が、まず作られるのです。脳と筋肉との間をつなぐこの道路とは、いったい何でしょう。
そうです。「神経」です。つまり、筋力がない人というのは、この神経ネットワークが単純なのです。単純とはどういうことか? ストレスに弱いということです。人に何か言われたりすると感情が大きく揺れ動いてしまいます。それに対して、筋力をつけていくと、神経ネットワークが複雑になってきます。外界からのマイナスの攻撃に対しても、単純に「どうしよう、困った」と反応するのではなく、「まあ、そういう見方もあるね」と多様な解釈ができるようになります。
筋肉質のスポーツマンタイプの方が、あまりくよくようじうじ悩むイメージがないのも、実はこの神経ネットワークが複雑なためです。
★ 筋力をつけることで、些末なことにブレない自分ができあがる
