香港の愛国教育 | 保守犬ポチ教育

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現役の先生や先生を目指す方の転ばぬ先の杖になればと考えて、保守的な姿勢で教育や世相を語ります。民主党政権に対する幻滅が起爆剤となって戦後日本に疑問や危惧を持ち始めました。

   香港の愛国教育

 『ふしぎな中国』(近藤大介著)という本の中に、中国共産党員が習近平の講演を手書きで写し提出するというエピソードが出て来ます。コピペしないように手書きというのも念のいったことです。

 香港の小中学校や高校で、「習近平国家主席の手紙を学習する運動」とかいうものが話題になっています。

 200字程度の文章ですから、共産党員ほどは苦労はしないでしょうが、奇妙な教育があったものです。

 その内容は、「何千冊もの本を読み、何千キロもの距離を旅して、祖国の歴史、文化、現状を深く理解し、学業を積み重ね、愛国心を深めていかなければならない」というシロモノでさすが白髪三千丈の国柄だと笑いが浮かびます。

 香港はますます自由を失い中共の洗脳下に置かれた事が明白になりました。「洗脳するのは子供達から」というのが常套手段です。

 沖縄の玉城とかいう知事は日本よりも中国詣でに血道をあげていますが、香港の生徒のように沖縄の子供達も中共の洗脳下に置きたいのでしょう。

 ローマ帝国でさえ、16歳にならなければ戦場に出さなかったといいます。子供は広く学ぶべきであり、時の政権の為にあるのではないのです。日本の生徒は日本国の文化と伝統を学ぶべきものなのです。

 

【資料】産経新聞 令和5年9月20日 矢板明夫の中国的核心 習近平氏の手紙を学ぶ 加速する香港の愛国主義教育