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ある時、本屋で発見した本。
最近はネットで購入することも増えたけど、
本屋に行くと、とんでもない出会いすることがある。

「君を愛したひとりの僕へ」は「僕が愛したすべての君へ」と対で出版された作品。
一応、どちらから読んでも問題ない内容であるが、前者から読んだ。まとめ方的にも、「君」→「僕」がいいと思います。

内容は、並行世界のお話。虚質とかパラレルとか物理好きな人にはワクワクする感じ。
一般的には「君」側の意識が大きいけど、「僕」側の意識も大事なんだと思います。
ストーリーも良くできてるし、登場人物も魅力的です。しかし、ちょっと厚みが弱い気がします。最低でも2倍くらい内容が増えても良い。登場人物も少ないので、映画化とかする時に原作に沿えなくなる。あと、栞をもう少し書いてほしい。もしかして?って部分はあったけど。

パラレルワールドあったら面白いというか、数百年後、はたまた数十年後には、パラレルワールドを作れるんじゃないかなぁとも思う。VRなんて目の前にきてるし、今後どうなるか楽しみだけど、いろいろ完成する頃にはもう居ないんだろうなと思って淋しくなった。

ナーガの理想も何となくわかる。ゼーガペインだけど。

kochacha