自民党の勉強会で全国の小学校にスクールバスを導入してはどうかの議論をするみたいです。
産経新聞『〈独自〉全公立小にスクールバス導入目指す 自民が勉強会発足へ』
事故や事件に児童が巻き込まれることがあります。
それを避けるためだと。
その為にはスクールバスは有効だとは思います。
ただ、子供たちが歩かなくなるのはチョト心配ですがね。
でも本当にそうなのかと穿った見方をしてしまいます。
記事の終わりの方に、「統廃合などの影響で長距離通学を余儀なくされている児童も少なくない。」とあります。
田舎では少子化の進み具合が酷いです。
我が町の市報では毎月誕生したお子さんの名前が載ってますが、その人数たるや…
今生まれた子供が小学校に上がる頃には、町中の1年生をかき集めても3クラス作れるか否か…
今は数校の小学校を抱えていますが、実際は1校で充分足りています。
ITやコミュニティバスなんかを使って1校に纏めちゃったらいいのにと私は思うのですが、その地区から学校が無くなる事への反発って結構大きいんですよね。
なので説得に時間が掛かりますが、嫌われる仕事なので、歴代の首長さんは積極的にやってきたかって言えばそうとは言えなくて、結果、一学年では野球の試合もできない程度の生徒しかいない学校が未だ残っている。
そんな田舎に、スクールバス導入で更に小中学校の集約を進める武器として導入するんじゃないのかって思うんです。
実際、スクールバス導入しなくとも今あるコミュニティバス使えば今でも可能なような気がします。
でも、子供の為のスクールバスだから、遠くても通えるからって説得する道具になると思うんですね。
あまりにも同級生が少ないと、いい事もあるでしょうが、集団生活って意味ではマイナスが大きいと思いますし、費用対効果の面でもマイナスかと。
税収が伸びない田舎では出来るだけ行政のコストを抑える方向に行かないと立ち行きませんからね。
こんな話すると、役所の人間の給料が高すぎるからだって議論にもつながっていくんですけどね。
阿久根のブログ市長がやっていたことが思い出されますね。
あなたはスクールバスの導入には賛成ですか？それとも…
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