かぼちゃの馬車やTATERUだけではなさそう… | 怪しい占い師で、いかがわしい不動産屋で、普通のFPで、まじめなコーチのブログ…

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JR九州と言えば、7つ星、高級寝台列車での九州一周の旅!

なんですが、実は鉄道事業だけやっている訳ではありません。

昨年度の営業収益4,133億円のうち、運輸サービス1,837 建設880 駅ビル・不動産694 流通・外食1,031 その他674。

昨年度の営業利益639億円で、運輸サービス292 建設62 駅ビル・不動産232 流通・外食36 その他24。

鉄道会社は何処もそうですが、自社鉄道沿線の土地開発を手掛けています。

駅ビルやマンション、宅地開発、住宅販売、etc.

 

今回は住宅建設の子会社に問題が発覚したようです。

日経新聞『JR九州子会社、ローン資料偽造で過剰融資させた疑い

工事は2,300万で請け負ったのに、銀行提出の資料には3,000万で記載したとのこと。

土地を合わせて販売したのか否かはわかりません。

もし、建物だけだとすると、8割融資でもフルローン以上に融資が出ることに。

契約書の原本を見せろって言うだけでばれる手口です。

会社ぐるみかどうかは不明ですが、現場の一存でやれるのかって疑問も湧きますね。

今回だけでも無いような気もします。

 

かぼちゃの馬車の破綻を切っ掛けに続けざまに出てくる不動産不正融資。

氷山の一角のような気がしますね。

根が深そうです。

売る方は、「売った後は知らない。売れればいい。」くらいの考えでしょう。

買う方は、「頭金も作れなかったけど、きっと返せるから(根拠のない自信)、少しの誤魔化しでも融資が降りて払えればいいや」かなぁ。

ある意味、Win-Win。

 

今回の事件では、3,000万で融資しても返せると銀行側が踏んだのでしょうからまだしもですが。

頭金を作れないお金の使い方をしている人に融資したとしたら、銀行は心配。

破綻するとしても、借りた人は自業自得。

貸した銀行は保険で賄うからあんまり大きな傷はない…面倒くさいけど。

 

ただ、胡麻化さないと進まない案件ってどうなんでしょうね。

 

あなたは不動産融資の偽装はもっとあると思いますか?それとも…

 

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