240【つなぎ文句の大切さ】 | たった2分で上達する英語レッスン集 :: 英会話・TOEIC・ビジネス英語にも役立つ

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渡米10年、NJ州立大卒、外資系2社、現在バイリンガルサポートを個人展開中のフリーランサーがつづる、短編イングリッシュ特集

完了形は日本人の
英語学習者が苦手とする
ところですが

そもそも慣用表現に
含まれているものもあります

今回はそんな
表現を覚えましょう

何かを述べて
それを基に別の何かを
話すようなときに
「このことを話したところで」
などとつなぐ表現です

それが
"Having said that, ~"
になります

<文章1. Having said that, 文章2.>
というような文脈で

「文章1を言いました。それを基に
 文章2が言えると思います。」
といった具合にセットアップ
できます

昔、自分の本を出版していた作家に
ライティングの授業を受けたとき

「書き終えた後、最後に行うステップは
つなぎ文句をつけていくことだ」
とよく言っていました

これらの
「つなぎ文句」 もしくは
「接続詞」 "conjunction(s)"
なくても意味が通りますし
もちろん文法的にも間違いありません

ただしライターが忘れてはいけないのは
書き手は知っていることを
書いている訳ですから
自分の書いた文章は
自分には意味が通じます

ただし読み手はそこに書かれた
文章の情報しかがないわけです
言語にかかわらず、ライターが
その差をみることは非常に難しいことです

これを分かりやすくしたり
ときにはなくてはならない
重要な役割をはたすのがこの
「つなぎ文句」 なのです

もちろん会話でも同じことが言えます

"having said that"
などのつなぎ文句は
なくても話せる言語の部品なので
パッと出てこないかも知れませんが

自分の書いたものに
つなぎ文句、または接続詞を
つけていく作業というのは
伝わりやすい英語を話すのに役立つ
よい勉強法の1つです

ぜひ
つなぎ文句や接続詞を
意識して英語を使って
みてください

-1ppei

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