176【ロードトリップのハズマット話】 | たった2分で上達する英語レッスン集 :: 英会話・TOEIC・ビジネス英語にも役立つ

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渡米10年、NJ州立大卒、外資系2社、現在バイリンガルサポートを個人展開中のフリーランサーがつづる、短編イングリッシュ特集

アメリカに住んでいた頃
大陸横断ドライブ旅行を
合計3度ほどしました

カリフォルニアからニューヨークを1回
ニューヨークからカリフォルニアを2回
の合計3回で

ルートも時期もメンバーも
違っていましたが
それぞれ1週間以上かけての
大ロードトリップでした

そんな気ままな旅行を
当時親しかった友達としている途中
フリーウェイ上に州境の
検問的らしきところにさしかかりまた

その各車線の検問ブースの上に
またがるサインボードに
遠くかでもはっきり見えるような
大きい文字で

"No Hazmats"
と書かれています

友達に
"Hey, what's a hazmat?"
"Do we have hazmats?"
と尋ねると

カリフォルニア生まれの
その友達も何の事か分かりませんでした

そのまま検問ブースの近づき
検問を通り抜ける時に

予想通りの質問
"Do you have any hazmats?"
聞かれます

この正体不明の
"Hazmats" を持っていたら
ヤバイ事だけは分かっていたので

"No. No, we do not."
と焦りを隠しながら返答すると
そこを通してくれました

結局後々それを調べてみると
"hazardous" (危険な)
"material(s)" (物質)
の2語を合わせた言葉
という事を知り

フリーウェイでのシーンを思い出しては
笑い話となりました

そのことを
長距離運転手の経験がある
別の友達に聞くと

"hazardous materials"
の事でしょ
とすぐに返答してくれました

テロや犯罪の手口も
常に進化・多様化するので
この言葉もより多くのところで
使われていると思います

"Do we have hazmats?"
と聞かれても
焦らないように
"hazmat"
という言葉を覚えておきましょう

-1ppei

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