この世のすべての出来事は

 

自分に必要かつベストタイミングに起こる

 

 

 

わたしはわたしに謝りたいことがある

 

ある時から【たられば】は口にしないように生きてきたけれど

 

ここには吐露させてほしい

 

 

自分の口から自分じゃない声が出て怯えた夜 

 

 

 

あれが

 

発症したときなんだと思う

 

 

 

中学生の頃

 

ベッドで横になっていると

 

自分の声ではない男の叫び声が突然、自分の口から出た

(と信じて疑わなかった)

 

その時、気配を感じ、ふと目をやると

 

鍵も閉めたはずの窓が3センチほど開いていて

 

誰かが外からのぞいてたんだと思った

 

わたしは怖くて怖くて

 

朝になるのをひたすら待った

 

 

 

 

誰にも言えなかった

 

のちには心霊体験として話した気もするが

 

 

あの夜から生きなおしたい 

 

 

あの頃

 

自分で自分を守ることができたなら

 

心霊体験だなんて片づけなかったら

 

誰かに相談できていたなら

 

 

 

 

母親に

 

「わたしってかわってる?」

 

って質問することもなければ

 

母親からの返事で

 

「ちょっとかわってるって思ってる」

 

って言われ傷つくことも

 

なかったかもしれないよね

 

 

 

 

 

 

ごめんね。

 

インナーチャイルドのわたし。

 

わたしがわたしをもっと抱きしめてあげていたら

 

きっと違ったよね。

 

 

 

 

 

その後も長きにわたり

 

見えないものが視えたり

 

気配を感じたり

 

音が聴こえたり

 

苦しかったね。

 

 

 

 

ごめんね。

 

わたし。

 

 

 

 

魔物は小さくて弱いうちに

 

退治(対峙)しとかないとね

 

だんだん大きく手強くなるから

 

 

 

 

 

今の私が

 

あのころのわたしに

 

メッセージを送るなら

 

一刻も早く

 

声を上げて

 

誰かに相談して

 

と伝える

 

自分を信じて

 

伝えれば

 

きっと

 

助けてくれるから

 

いや

 

絶対助けてくれる

 

 

 

 

 

今ここの私もね

 

やっっっっっっと言えたの

 

 

 

言うのが怖くて怖くて

 

仕方なかったけど

 

最後の力を振り絞って

 

言った

 

 

 

助けて

 

って

 

 

 

 

そしたらね

 

いろんな人が助けてくれたよ

 

 

 

 

そのおかげで

 

ここにくるまでの

 

【自分は変なんだ】

 

という孤独と苦しみは

 

要らなかったんだって悟った

 

そんなに

 

自分や他人を恨まなくても

 

遠回りしなくても

 

いいって

 

知った

 

 

 

だから

 

そこは踏ん張りどころだよ

 

中学生のわたし

 

それ以降は持ち越さないほうがいい

 

 

 

 

だから

 

みらいのわたしから

 

謝罪とエールを送るよ