トコトコおさんぽ。 with アンジュとルカ -203ページ目

梅の花

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暖かい陽射しで、犬の散歩も気持ちいい。

いつもの散歩コースの公園の梅花もほぼ咲いて、時折吹く風に乗ってほんのり良い香りが鼻先かすめる。
 
春の匂い。合格

ピカソとモディリアーニの時代展

ピカソとモディリアーニの時代展に行った。

リール近代美術館所蔵の作品を4つの部に分けて展示してました。
絵を見るのは大好きですが、詳しい訳ではないので、あまり語れませんが・・。

今回とてもよかったのはモディリアーニの作品。
細い顔になで肩が特徴的。目も色を塗りつぶしてるだけで独特。
しかしスゴイと思ったのは肌の色、温かみがあって艶やかな質感、
全体的に色合いも派手ではないが鮮やかで綺麗だった。

母と子、赤毛の少年 が良かったです。

ミロの作品はピカソ以上に凡人の私にはよく分かりませんが、
落書きっぽくて書けそうで絶対書けない絵という印象

最後の方は知らない画家の作品がばかり。
ひなげしを持つ田舎娘?という題の絵は色も鮮やかで、絵本の挿絵みたいで印象に残った。


小豆粥で初春を祝う会

京都にある妙心寺という禅寺に行ってきた。

その中にある特別公開の沙羅双樹の寺 東林院にて小豆粥を食べるのが目的。

広い敷地の中には46も塔頭(〇〇院というもの)があり、
多くの重要文化財・庭園などがある。
町の中にあるが、お寺の門を一歩入るとまるで別世界。
静かで落ち着いた趣のある塔頭、手入れされた緑多い庭が美しく
気持ちが癒される。

小豆粥は桜粥、もち粥ともいい、七草粥と同様、新年に食べると1年の邪気を払い万病を除く・・・と平安時代から伝えられている優雅な風習で、ここでは精進料理として伝えられているらしい。

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まず、仏前でお茶と和菓子 果物などがのったお膳が出される。
それを食べた後、奥の部屋に通され小豆粥のお膳を食す。
(写真全然フォーカスあってませんがあせる


小豆粥を食べる前、さば(生飯・施食)の儀式がある。
自分の受けた食の中から少量の”さば”を庭の木々に供え、
小鳥・小動物に施すのである。

実際 米粒7つほどをさば器にのせる。
生きとし生けるものに施すという心を忘れずに・・・
ということである。 心が洗われる気がする・・・。

精進料理なので質素である。
餅入りの小豆粥に大根だき(直径15cmほどの立派な物)
聖護院大根かな。あと黒豆に漬物、昆布など

体に優しい、お上品な薄味の食事でした。
美味しかったです。

今年1年も無事何事もなく過ごせますように・・・。