先日、滋賀県の「ひこにゃん」で有名な彦根城に行って来ました。桜が満開で、とても美しかったです。徳川幕府にて重要な地位を占めた井伊家の勢いを今でもひしひしと感じる。そのような城の桜のたたずまいでした。

 入場券売り場近くに大勢の人がいました。何があったのだろうと思い行ってみると、何とそこには「ひこにゃん」が。始めて現物を見る相当珍しいチャンスに出会いました。「ひこにゃん」が世に出て早十数年。しかし、人気は衰えずむしろ年々愛されてくる素晴らしさ。

 天守閣を目指し、急な坂を登りました。彦根城構内は急な坂が多く、近場の彦根東高校の野球部が練習でよく登るとか。「日本一の文武両道」をテーマに甲子園を沸かせた彦根東。あの時のアルプススタンドは赤一色で、井伊直政の部隊が現代にタイムスリップしたのかと思うぐらいの迫力がありました。

 天守閣は日本にある城でも、数少ない昔のまま現存している優れもの。なので、最近のバリアフリーには全くと言っていいほど対応しておりません。現に上り下りの階段の角度が何と約60度もあります。これは階段ではなくて、もうはしごと言っていいレベルです。