この映画を初めて見たのは高校生のころだったと思う。
なるほどって、感じたことを今でも覚えているのです。

そのころの自分が思ったのかどうかは、忘れてしまったけれど、
誰にだって、自分は世の中の役に立っていないのじゃないかって、自分を信じることができなくなることがある。

主人公のジェームズ・スチュアートが、事業がうまくゆかなくって、自暴自棄に成ってしまって、クリスマスイブの夜に自殺しようと大きな橋の上で考え込んでいると、どっかのおっさんが近づいてきてどうしたんだとか何とか話しかけてくるのです。
(このおっさんが天使だなんて知ったのはそれから30年くらいたってからでしたが・・)

ジェームズ・スチュアートくんが、何をやっても駄目なんだって、俺が死んでも誰も悲しむもんか、俺は駄目な男だ・・・

って、告白するのですが・・・
それじゃもしお前がいなかったらどうなっているか、見てくるがいい、なんていわれて、それで自分の知っているところに行くと、弟が死んでいるので、どうしたんだって天使に聞くと、昔、弟がおぼれそうになったとき、助けただろう、でも、お前がいなかったから、弟はそのまま死んだんだよ

それでジェームズ君は自分が人の役に立っていたことを、知るのです。

次にドナリードの奥さんがどうなっているか。
彼女は結婚しないで図書館でアルバイトをして、そのまま独身でいるのです。
ジェームズ君がいないから、結婚する相手が見つけられなかった・

運命の糸で結ばれている相手がいなかったんですよ!
もちろん、ドナさんとジェームズ君の間に生まれた子供はいないし、「自分がどれだけ幸せだったのか、初めて判るのですよ!」

クリスマスになると思い出すのです!