中3息子は、
不登校を乗り越え
過敏性腸症候群と戦いつつ、登校中。
学習障害とADHDの傾向あり。
中1娘は、
ASDと軽度知的障害と判明。
小4娘は、
いつまでも可愛い
我が家の可愛いアイドル。
そんな愛しい子供たちの色々を書いてます。
※フェイク&フィクションありです。
軽度知的障害とASDと診断された長女。
「息子のような学習障害はあるんでしょうか?」と聞いたら
「学習障害はないと思います。
知的があるので、授業について行けない。
先生の話しなどが理解できない。
それが成績にあらわれているんだと思います」
「塾に行けば、少しはカバーできますか?」と聞けば、
「絶対に無理とは言いませんが、
難しいとは思います。
思ったように伸びないかも知れません。
1対1で、長女ちゃんのペースで
長女ちゃんの分かるように教えてくれる先生がいれば別ですが、
普通の塾では、座っているだけになってしまう可能性があります。
分からないとか
助けてとか
SOSを自分から出せないですよね?
それだと、いくら塾や家庭教師で学んでも
先生がSOSに気付いてくれなければ
分かっていると思って
先に進んでしまうかも。
今は、小学校の延長みたいな所もあって
なんとかついて行けてたとしても、
これから中2、中3となる中で
差は開いていくと思います。
そうなってから支援級に行くか、
分からなくなる前に支援級に行くか。
支援級では、勉強だけじゃなく
生活に必要な事とかも教えてもらえますし
生活スキルなども訓練してもらえます。
高校は、普通高校はかなり厳しいかも知れません。
仮に合格できても、苦労すると思います。
今はお友だちが自然と助けてくれているんですよね?
それは長女ちゃんの良さで、大切にしてあげて欲しいと思います。
人柄とか雰囲気とか
そういった長女ちゃんの優しい空気感や良さが、
SOSを出せなくても
自然と周りに人が集まって
自然と周りが助けてくれる
そういう魅力があるんだと思うんです。
でも、高校ではそうはいかないと思うんです。
自分でできなければ、苦労しますし大変です。
支援学校も検討してみてください。
支援学校の方が、長女ちゃんには良いのではないでしょうか。
一人一人サポートしてくれますし、
就職先なども面倒見てくれますし。」
長女は昔から独自の世界があって、
不思議ちゃんとか、天然ちゃんとか、
お花畑に住んでるとか…
文字にすると悪口みたいだけど、
そう言われながら愛されてて、
友達に恵まれて、
可愛い可愛いって言ってもらいながら
ここまで来た。
ぽぉーとして話しを聞いてなくても、
それを分かっている友達が
「次は音楽室だよ。一緒に行こう!」とか
「次は体育館だよ。縄跳び持った?」とか
自然と面倒を見てくれる子が必ずいてさ。
たくさん助けてもらってる。
小学校時代も
「それが長女ちゃんの良いところです。
自然とみんなが助けたくなっちゃう。
長女ちゃんの周りはいつもニコニコしてて
時間がとってもゆっくり流れてて
癒されるんですよねー」なんて担任の先生に言われてた。
その頃に、病院を受診してたら何か変わったかな?
その頃も「こんなんで大丈夫でしょうか?」って
担任の先生が変わる度に何度となく聞いたけど
「まだ3年生ですから」
「まだ4年生ですから」
「お友だちもたくさんいますし、大丈夫ですよ」
「それが長女ちゃんの良いところですから」
毎回、大丈夫って言われる。
でも、大丈夫じゃなかったって事?
「長男くんは他の人の3倍
もしくは10倍努力すれば
みんなと同じにできる。
でも、長女ちゃんは3倍努力しようと
10倍努力しようと
できないことがある。
もちろん、できるようになることもありますが。
長男くんは
目が悪い人が眼鏡をかけるように
耳が悪い人が補聴器を使うように
できないことを補ってくれる道具を使ったり、
みんなと同じやり方ではなく
長男くんのやり方を見つけることで
みんなと同じくできる可能性がたくさんある。
でも長女ちゃんは
努力をしても、みんなに追いつかない事は多いでしょう。
努力して、みんなと同じ所へではなく
助けてもらって、支援してもらって、
できることを増やす方法を考えてあげるって思った方が良いです。
長男くんと長女ちゃんでは
全然違うので
同じように考えない方がいいと思います」って。
なんだか
いちいちショックすぎて
心臓のバクバクが止まらない。
先生はとても優しく、ゆっくりとお話ししてくれているのに
鋭利な刃物で、ザクザクとえぐられてるような気分だった。