発達障害を疑って(21)原因 | 森のくまさん〜宇宙人夫と発達障害な子どもたち〜

森のくまさん〜宇宙人夫と発達障害な子どもたち〜

日々の出来事や愚痴をそっと呟く独り言ブログ



中3息子は、

不登校を乗り越え

過敏性腸症候群と戦いつつ、登校中。

学習障害とADHDの傾向あり。


中1娘は、

ASDと軽度知的障害と判明。


小4娘は、

いつまでも可愛い

我が家の可愛いアイドル。



そんな愛しい子供たちの色々を書いてます。

フェイク&フィクションありです。





よくネットで見かける発達障害や知的障害の原因って



遺伝


妊娠中のアルコールやタバコ


出産トラブル


産後の外傷



色々なことが言われているようです。




タバコは未熟児が生まれる確率が高くなるって話も聞きますね。



うちの子たちは

みんな小さめちゃんです。


未熟児ではないけど、

だいたい2500g前後。



タバコは吸わないけど、夫が吸うんだ。



夫のせいだと言いたいわけではなく、

妊娠中ってアルコールやタバコの匂いが

いつも以上に気持ち悪くて

何度もやめてと

赤ちゃんにも影響あるかも知れないしと

言ったんだけどね。



「俺の母親は妊娠中も産後の授乳中も

ずっと吸ってたけど俺は健康だから大丈夫」と

取り合ってもくれなかった…



俺と俺の母親が大丈夫だからって

妻とおなかの子が大丈夫な保障なんてないのにね。



そして、こんな風になったときに

「あの時、タバコなんて…」って後悔したくなかったから言ったんだけどね。


何一つ伝わらなかったわ┓( ̄∇ ̄;)┏







出産トラブルで言うと


長女は泣かずに生まれてきました。



テレビで見るアレ

背中とかお尻とかペンペン叩いたり

さすったり

吸引器を口から突っ込んで、羊水吸い取ったり。



羊水飲んで生まれてきちゃったみたいでね。




これが出産トラブルに入るのか分からないけど。







産後の外傷で言うと…


階段から落ちたゲッソリ


まだ階段なんて上れなくて
油断してた。

実家にいるときで、
大人の目もたくさんあって
油断してた。


子供なんて、さっきまで出来なかった事でも
突然出来るようになるって
知ってたはずなのに…


この時の記憶は、すごく曖昧。
あまりに怖くて
あまりにショックで
記憶が飛び飛び。


確か私は洗面所にいて。
そしたら、ものすごい音がして。

階段から何か転がり落ちたような音。


慌てて見に行ったら
階段の下に
鼻血を出した娘が転がってた。



血の気がひいたってもんじゃない。



どこに電話すればいいかも分からなくて
手当たり次第電話して。


小児科にかけたら脳外にかけてくてくれって言われて

脳外にかけたら、小児科にと言われて。


電話相談に電話したら、
救急の時間じゃないから
かかりつけの病院にって言われて。


実家に来てるから
かかりつけなんてないし、
実家から近い病院をいくつか紹介してもらったけど、
どこも診てはくれない。


妹が看護師をやっている友達に電話してくれて、
「泣いているなら様子見て大丈夫だと思うけど」と言いつつ教えてくれた病院に電話をし
やっと診察してくれることに。



病院までの車の中、
ただただ震えていたよ。


落ちたときは泣いていた娘も
あれこれ電話している最中
急にパタリと寝てしまって、
寝ているのか、
気を失ったのかが分からなくて
すごく怖かった。



病院の先生には
しこたま怒られてね。

「何で目を離した!」

「こういう母親がいるから…
母親失格って自覚ある?」

「こんなに小さいのにレントゲンなんて…
あなたのせいで
浴びなくてもいい放射線を浴びるんだ!」と

とにかく厳しい先生で。

思わず涙が滲んだら
「泣いたら何か変わるの?
泣きたいのは赤ちゃんだよ!」と。


本当に全部先生の言うとおりで
何も反論なんてなくて
娘の無事だけを祈った。



結果はね。

何ともなくって。

擦り傷とか青たんとか
何にもなくって
怪我もしてなかった。


本当に鼻血だけ。



先生はね
最初こそ凄く怖くて
いっぱい怒られたんだけど

でも、結果が大丈夫だと分かったら
少し柔らかくなって(でもまだ怖かったけどw)
今日の過ごし方とか
注意することとか
これからのこととか
色々と教えてくれました。


見た目にも
レントゲンでも
頭を打った痕跡はなかったけど、
頭打ってるかもしてないから、
念のため、今日一日はよく様子をみてと言われ、
怖くて夜中に何度も生死を確認したり。


もし頭を打っていたら
1週間後くらいに
症状が出ることもあるからと言われて
1週間はすごくドキドキしたり。



検査を待つ間、祈るようにソファに座ってたら、
看護師さんが
「お母さん、大丈夫だよ。
あの先生は、子供のこととなると凄く怖いけど、
心から子供を心配しているだけなの。
あの先生に任せておけば、絶対に大丈夫だから。
自分を責めないでね。
子供って凄く強いの。大丈夫だから。」

優しい看護師さんに救われました。



そして、私には厳しくても
娘にはとっても優しく丁寧に診察してくれている先生を見れば、
どんなに厳しいことを言われても悪くは思えませんでした。


命に関わる事故を起こした母親に厳しくて
怪我をした子供に親切で優しいなんて
とても信用できるお医者さんだとも思いました。

それと同時に2度と関わりたくない
関わらなくていいよう、しっかり子供を見てなくちゃ!とも思いました。
(それくらい厳しかった)



その後、長女は大きな後遺症もなく、
大きな怪我をすることもなく、
その病院のお世話になることはありませんでしたが、
この事件と先生のおかげで、
子育てにより一層注意するようになったのも事実です。


ただ
この事故が、障害の原因になったとしたら、
申し訳なくて仕方がありません。




発達障害や知的障害の原因は
まだはっきりとは分からないと聞きますが、

ならあの事故が原因じゃないとも言えないのではないかと
不安にもなります。


考え出したらキリがありません。
心配し出したらキリがありません。



でも、子供のことを
心配するのも、
悩むのも、
考えるのも、
親の特権だから、
それしか出来ないから、

いっぱい心配して
いっぱい悩んで
いっぱい考えて
いっぱい愛そうと思います。



どうか、ASDも軽度知的障害も
生きていくうえで
気にならないくらい「軽度」でありますように。



ずっとずっと
穏やかに笑って過ごせますように。