有吉佐和子の同名小説を
市川雷蔵主演、若尾文子と高峰秀子共演で映画化
記録に残るものとして
世界初の全身麻酔を用いた乳癌手術を成功させた実在の人物・華岡青洲
偉業の裏には妻と華岡の実母の協力があった…
医療現場と麻酔薬研究
そして嫁姑の対立とそれを上手く利用する華岡青洲が
非常に生々しく描かれている
以前テレビ番組で大昔の人体実験の映像を観たことがあるがそれと酷似
医学発展の現場の過酷さを痛感
映画化に際して脚色があろうけれど
特に実母役の高峰秀子の怪演に引き込まれる作品だ