ボーンシリーズ5作目
4作目はマット・デイモンが出演していないので
3作目から数えて実に9年ぶりのマット復活
しかもボーンシリーズ初の主演と製作の兼務
しかもしかもタイトルがまんま主人公の名前とくれば
おそらく勝負をかけた作品に違いない!
…そんなふうに考えていた時期がわたしにもありました
長い年月を経てボーンの風貌は渋みが増し
それがマットなだけに魅力的で観始めの掴みはOKだったが
肝心の知略が魅力のボーンの良さが減った印象は否めない
(ラストの飄々とした感じは良かった)
2作目同様序盤で主要キャラの退場がある
展開は既視感たっぷりでカメラは揺れまくる
本作で父の真相は解明されたものの
作品的には3作目で完結し
地下格闘技の世界でそっとしておいた方が良かった
…もしも飛躍した続編が製作されたら手のひらドリル