主演マイケル・ダグラス、弟役はショーン・ペン

どんでん返し系とは知らずに鑑賞したので余計に驚いたが

記憶に残る結末、これは埋もれた傑作サスペンス・スリラーだ

 

※ネタバレ要素があるのでご注意を

 

 

※以下、わたしなりの解釈

 

私は盲目であったが今は見える

ーヨハネ9章25節ー

 

ゲームを提供するCRSという会社での説明の中に

ゲームの内容はひとりひとり異なるとあった

 

このゲームは

父の飛び降り自殺を目撃してしまったトラウマと

父が自殺をした年齢に自分の年齢が達したこと

そして、投資家として大成功し大金持ちになったものの

孤独な日々を送っていたニコラスがターゲットでないと

ただのめちゃくちゃお金がかかった壮大な悪趣味なゲームに終わってしまう

ということだ

 

ニコラスは何故怒らなかったのか

皆を許し、変わることができたのか

 

彼は今回の経験から今は見えるようになったからだ

それが主催者の目的なのだ

 

人生が一変するような素晴らしい体験ができる

これは、ニコラスが歩んできた人生のためのゲームであり

追体験など相当な荒療治をもって彼は生まれ変わり、救われた

 

 

 

ご都合主義的展開はあるものの

映画のエンターテインメントの一環として捉えた