★「北朝鮮に日本のわいせつDVD広まる」

北朝鮮で外国のわいせつ映像物が広まり、社会問題に浮上していると、
米自由アジア放送(RFA)が15日報じた。

RFAは北朝鮮現地消息筋を引用し、
「当局が国産DVDだけを再生できる録画機の生産を増やしたり、
外国産録画機の操縦基板を国産にするなど、さまざまな措置を取っているが、
市場で外国のわいせつ物を求める人は増えている」と明らかにした。
北朝鮮で「録画機」とはVCR、CDプレーヤー、DVDプレーヤーなどをいう。 

これと関連し、平安北道(ピョンアンブクド)消息筋は
「市場に行けば密輸された中国産の操縦基板が簡単に手に入り、
家庭でも中国産の複写機さえあればDVDの複写がいくらでも可能だ」とし
「外国のわいせつ物が広まり、最近は録画機がある家なら
わいせつDVDを1-2枚は持っている」と伝えた。

また両江道恵山市(リャンガンド・ヘサンシ)の住民は
「最近、市場で最もよく売れているのがわいせつ物だが、ほとんどが日本で作られたもの」とし
「こうしたわいせつ物が未成年者にも急速に広まり、社会的な問題になっている」と話した。