「ノートはたっぷり余白を取りましょう」
「ノートは行間をあけて書きましょう」
何回言われても行間なしでびっちり書き込むスタイルの我が子。
行間がないと、
・見にくいので見直さず、結果、間違いに気がつかない
・線分図を書いた時にスペースがなくなって、極小サイズで数字や記号を書く羽目になる
・訂正や追加の書き込みがしにくい
・思考や論理の流れが書いている本人でもよくわからなくなる
本人だって、そういう不都合はわかっているはずなのに、
いざ問題を解く段になると「余白をとる」のお約束事をすっかり忘れてしまう。
子供のノートはどうして「行間なしの詰め詰めレイアウト」になってしまうのか。
母は考えた。
あれはきっと「余白があると埋めたくなる」「マスや罫線があると埋めたくなる」という本能が働いているのだ!
ということは、その本能に勝るようなナッジな仕掛けをノートに作ればいいのだ!
早速我が子の算数ノートで試してみたよ。
使ったのはこちら↓
ノートの行頭に一行ずつ間隔をあけてこの矢印スタンプをポンポン押していく。
するとね。
この矢印に誘導されて、ちゃんと行間をあけて式を書くようになったのよ!
見やすい!格段に見やすいぞ!
さらに、
△ABC→4×8÷2
のように、矢印の左横に今自分が何を求める計算をしようとしているのかを書くスペースを作ったら、
思考の流れが文字でも縦一列に見えるようになって、こころなしかケアレスミスがが減ったよ!
この方法、テスト向きではないけれど、
「理解はしているようなのに、ケアレスミスが多い問題(要は、完全には習得できていない問題)」
を自宅で丁寧に学習する際にはよいんじゃないかと。
フリクションなので提出しなきゃいけないノートだったらスタンプは消せばいいし、
(スタンプの角で消せるし、ドライヤーの熱を当てれば一気に消えます。)
スタンプ自体も100円程度で懐も言うほど痛まない。
何よりね、もう口うるさく「余白を取りなさい!」って言わなくて済むのがいいわ〜。
ノートのとり方で揉めてらっしゃるご家庭がありましたら、ぜひお試しください。
ゴミ箱の上にバスケットゴールがあったら、ゴミを投げて捨てたくなるのが人の性。