模擬試験を受けに行った我が子。
また問題用紙がほぼほぼ白紙で、書いたところをわざわざ消している跡があるので聞いてみた。
母「なんで、わざわざ書いたものを消すの?」
子「だって、先生が”答は解答用紙に書きなさいって”言ってたもん!」
え・・・。
よくよく我が子の問題用紙を見てみると、
・筆算はしているけれど、筆算の答は書いていない。
・書き込んだ答にあたる部分はわざわざ消している。
つまり、試験開始前に説明される
「答は解答用紙に書きなさい」という先生の一般的な指示を聞いて、
「答(または答に類するもの)は問題用紙に一切書き残してはいけない」と思ったらしい。
だから、国語も算数も問題用紙に答の記入はなく、記号を答える問題も○で囲ったりしなかったらしい。
はぁ????
衝撃的!
どうしたらそんな理解になるのか。
というか、あなた、これで何度目の模擬試験よ?
今の今までずっと勘違いしていたってこと?
我が子が「下書きを書くのはかっこ悪いから書かない」と言っていた時、
わざわざ塾のカウンセリングに我が子を連れて行き、塾の先生に下書きの大切さを説明してもらった。
それで、この「問題用紙が白紙」の件は解決したと思っていた。
まさか、問題用紙に書く「下書き(式・線分図など)」と「答」は別物と理解しているなんて思いもしなかった。
毎回毎回、手を変え品を変え、どうしてそんなおかしな理解になるのか。
「うちの子、問題用紙に下書き書かないのよ〜」と悩んでいるお父さん、お母さん!
もしかしたら、お子さんはとんでもなく先生の指示を誤解しているかもしれませんよ!
そして、塾の先生方へ。
どうぞ、低学年の子供たちには懇切丁寧に説明してあげてください。
説明というかむしろ、
問題用紙側:式、筆算、線分図、答などが書かれたもの
解答用紙側:答が書かれたもの
みたいな見本を作って、黒板に掲示するぐらいの方がいいかもしれません。
口頭で説明しても、斜め上の理解をしているかもしれませんので・・・。