工作は上手に作れるとうれしい。
行動観察は、みんなでゲームをするのが楽しい。
しかし。
我が子はクマ歩きに楽しさが全く見いだせない。
(母だって見いだせない)
かけっこが速くなるのはカッコいいよ。
でも、クマ歩きで速く歩けても、あんまりカッコよくない。
口に出しては言わないが、そのような雰囲気がぷんぷんする我が子。
当然練習する気にはならない様子。
そこで母は言った。
「あなた、よくコケて膝小僧血まみれにするじゃない?あれなんでだと思う?手をついてないからよ。コケる時に地面に手をついて体を支えられたら、膝は擦りむかないの。」
「くじびきの小学校は、みんなで山登ったり遠足行ったりするんだけど、みんながコケて怪我してたら大変じゃない。だからクマ歩きで体を支える練習をして、どこにでも遊びに行けるようにしてるのよ。」
本当かどうかは不明。単なる母のこじつけだ。
素直に納得してくれるあたり、さすが幼稚園児。
とりあえず練習するモチベーションをあげてもらう。
ちなみに、考査本番当日。
我が子は駅でコケた。
手をついて膝が大惨事にならなかったのは、クマ歩きのおかげ・・・と我が子は未だに信じている。