はじめまして。
これからほぼ毎日、ここに書いていこう思いますので、
どうぞよろしくお願いします。

早速今日は、
医事課…結果的にはドクターからの質問

久しく目に関する自律神経系と薬の作用について
考えていなかったので
返答に手こずってしまったため
ココに記しておこうと思います。

●瞳孔括約筋:M3受容体〈副交感神経〉
(括約筋〈輪っか〉なのに、ムスカリン受容体なのが他の臓器と逆で、覚えていたはずが、もう過去の記憶とかしていた)

刺激(コリン作動)⇒収縮
アトロピン、ミドリンP(抗コリン)⇒散瞳

●瞳孔散大筋:α1受容体〈交感神経〉
刺激(ミドリンPのα1刺激)⇒収縮⇒散瞳

毛様体筋::β2受容体〈交感神経〉
弛緩

抗コリン作用のある薬剤を使用すると、虹彩の瞳孔括約筋が弛緩して、狭隅角緑内障・閉塞隅角緑内障では、隅角が狭くなり、房水が流れるのを妨げてしまうため、眼圧の上昇を起こしやすくしてしまう。

背景:隅角傾向のある患者様が、バリウムを飲むときに、”抗コリン薬”(ブスコパン)は使用しないようにしてくださいという一筆を紹介状に記載するにあたって、”コリン薬”ではないのか?というドクターの問い合わせより

※アトロピン(抗コリン薬)
オビソート(アセチルコリン)

いつの間にか当たり前になっていた禁忌なども
こうして、改めて言葉にしようとすると
なかなか明確に出てこない
先生、そして、電話を回してくれたジムさん
学びをありがとうございました。