小説、書いてみます。
麒麟のコント、『魔の契約』のパロディです。恋愛もんにしてみました。
知らない人はただの三流小説として読んでいただけるだけでも幸いです。
※嫌いな方は気分を害するといけないので、読まないようにしてください。
『魔の契約』
私の部屋には死神が住み着いている。
頭のおかしい話でも、本当なんだからしょうがない。
名前はシニちゃん。
本名かは疑わしいけど。
シニちゃんがココに住むようになったのは少し前…。
~二週間前~
いつまで経っても気持ちを伝えられずにいる。
私……こんなキャラやったっけか?
仲のいい同級生に告白したい。
でも動いてもうたらもしかしたら今の関係も消えてなくなる。…かもしれん。
いつ好きになったかなんて覚えてへん。
気がついたら、もうズット特別な存在やった。
「……いつまでもモタモタしてられんやろ…。」
言葉を空中に投げる。
もちろん…なんも起こらんわな。
「はぁ…」
ため息しか出ない。
言うべき言葉が言うべき人に伝えられない。
なんで出てこぉへんねん…。
いつまでたっても言えへん言葉を
ちっさいメモ用紙に書いてみる。
―――好きやねん。―――
こんなに簡単に言えたら……。
「告白して…これ…渡せへんかって…あかんかったら死ぬわ…」
めっちゃ小さい声で、
めっちゃ単純な気持ちで、
めっちゃ行き詰ってたから、そうつぶやいた。
次の瞬間。
一瞬空気が歪んだと思ったら
普通に生きてれば一生出会わんであろう
黒いマントに身を包んだ肌の白い男が
私の部屋に突然姿を現した。
これ以上無い位に訳の分からん状態になった今。
言葉どころかなんの考えも浮かんでこない。
な………に?
『魔の契約を行ったのはお前か?』
「は…い?」
しゃべった…。なんか発した…。
『魔の契約だ。忘れたとは言わせへんぞ。』
何で…関西弁?
『おい。聞いてるか!』
「は…はい!!!!」
『魔の契約……「告白して、コレ渡してあかんかったら」……死ぬ。』
「……」
『確かに、そう言ったな。』
「は…はぁ…」
『契約成立だ。もしこの契約、達成できなかったらお前の命私が頂く。』
…………は?
「な…なんでですか!?」
『契約したやろ、確かに。それを聞いて俺はわざわざ来てやった。』
「い…言った…けど…それは!その場の…ノリって…か…」
『契約を破棄するつもりか?』
「……そ、そうや!破棄や!そんなん最初ッから知らんもん!!」
『ほ~。そうか。仕方あるまいな。契約を破棄すると親族・家族皆殺しとなるがそれでもいいのか?』
「し…親族・家族全員?!やりすぎやろ!!」
『嫌ならば契約を守ってもらおうか?さぁ、はよ告白してまえ。』
何…簡単に言ってくれてんねん…
こんなわけの分からん奴に…言われる筋合いなんか…
「そんなに簡単にいったら死ぬなんて言わへんわ!!!!!」
『………』
あかん…
感情に任せて怒鳴ってもうた…
「あの…」
『………すまんかったな。』
「え?!」
『や、契約者とはいえな。』
「あ…ありがとうございます…。」
『何をお礼しとんねん。やっぱり人間は訳が分からん。』
あ、笑った。
「死神でもそーゆー気持ち持ってんだ。」
『アホ言いな。お前らみたいな人間と違ごうて死神はデリケートや。』
まったく説得力ないけど…。
『そんなことより、決心をつけて、覚悟決めや。』
「い…いやや!!あかんかったら私死ぬんやろ?!」
『あかんかったらな。』
「そ…んなん…どないしたらええねん…」
『はよ心決める事やな。契約を達成するまで、お前を監視してるからな。』
「…」
『ま、きばりや。』
こうして、死神との奇妙な生活がはじまった。
***
初小説です。
続編書きたいと思いますので、
大丈夫な人はついてきて下さい。笑))