"人の世話にはならない"
"子どもに迷惑をかけないように"

よく耳にします。
私の両親も言います。
亡くなった叔母も常々言ってました。


私自身も
将来人に迷惑をかけたくないからこうしようと行動を決めていることもあります。

でも

あなたに迷惑をかけたくないと言われると

「迷惑じゃないよ!」と
悲しくなったり困ったりします。

ならば

相手に気を遣わせずに役に立てるにはどうしたらいいかと考えたりします。


なので

娘の立場で共感する部分が多くありました。


両親とも70代に差し掛かったところ
私も自分が年齢を重ねていることを普段忘れているので、まだどこか人ごとのように見ている感があります。


でも

10年以内にはリアルに自分の身にも起こりうるんですよね。



上映後、監督が

父は物事を忘れることに対して1度も怒ったことがない

怒ったのは1度だけ。

ひと言目に他人への気遣いや感謝の言葉を口にする人(母)だったのに、それを忘れたような言葉に対して

それだけなんだとお話くださいました。


背景を知ってから見れば
また違って見えたり
深く感動できたりすると思うので

もう一度見たい映画です。


ダイエットをサポートする管理栄養士
大石恵

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