きょうの気になるニュースから

・核兵器禁止条約の交渉会議、前半が閉幕 6月に再開(朝日新聞デジタル)


これは、なぜ今なのか?

なぜ核廃絶をうたってノーベル平和賞までもらったオバマが辞めたすぐ後のこのタイミングなのか?


もう少し早くこの会議を開いておけば、少なくとも、それでノーベル平和賞を受けたオバマに対しては強く参加を迫れたことだろうに・・・。


非参加を決めた日本政府が主張するように、保有国と非保有国との溝が益々大きくなることは確かに問題であって、最大の核保有国である米国に参加を強く迫ることが出来るということ事自体がとても重要だったと思うわけで、トランプの時代となった今では、それももう叶わぬ夢に終わったわけだ。


その今、このタイミングでの国際会議は何故だ?何故なんだ。

あたかも、わざと両者の対立が増すよう望んでいるかのようにやっているとしか思えない。日本政府の主張は正しいとは言わないが、一理はある。


トランプのアメリカがこれに参加する可能性は全くのゼロだとわかっていたハズだ。たとえ、TPPやオバマケア同様、その後トランプにひっくり返されようとも、一時でも世界最大の核大国がそれに同意する、又は参加交渉の余地があったという事自体がとても重要だったハズだ。


にも関わらず、あえて今それを外したこのタイミングで(確実に米国は不参加だというタイミングで・・)この会議は開かれたのか?そこに、一体何があるのか?



そもそも、保有国に核廃絶を迫ってみたところで先の見通しは全くない。このアプローチ自体が、本気で世界から核廃絶を考えた賢い人間の方法とは、到底思えない。


「核保有は国益に反する。」


そうならない限り、その逆の価値観が世界のどこかに存在する限り、地球上から核が無くなることはない。


非保有国が、何かの交渉する際に、「あなたの国は核をもっているのだから、こちらの言うことに従うべきだ。」


と、そう堂々と言える世界秩序を構築していくしか方法はない。何かにつけてその主張が出来て、それが世界秩序且つ常識となる日を目指すべきである。それ以外に、本気でこの地球上から核兵器を廃絶させる方法論はないと思う。


核保有国<非核保有国 (非核国は核保有国より立場が上でより優先優遇されるべき。)


北朝鮮をみればよくわかるが、

核保有は他国との交渉を有利にするものだと、そう誤った思い込みをしているわけだ。「我が国は核強国なんだから言うこと聞け」と、北はそう言いたいわけだ。その誤った考え方を、正反対にする必要があるということである。


国際交渉の場で、

「おたくの国は核を持っているんだから、非保有国である我が国の言うことを聞きなさい。」

それが堂々と言えることを世界共通の正しい秩序として、世界がこれを国際社会の常識である価値観を造り上げていく必要がある。


長い時間は掛かるだろうが、本気で地球上から核兵器を無くす為に世界中の皆が知恵を絞って本気で考えたい。