【きょう注目!の記事】
●CO2排出:世界で90年比4割増 途上国の石炭利用増え (_毎日-速報)
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20091118k0000e040018000c.html
記事によると、1人当たりの排出量が過去最多になったそうで、「先進国で消費される
商品が省エネの進んでいない途上国で生産されていることが排出増加の一因・・・」
との指摘がなされていますが、確かに、その通りですね。
これって、一昨日話題となった厚労省の「隠れ天下り先の公益法人」の存在と
いっしょですよね。
特に、石炭火力大国の中国製品を多く消費している我々日本人にとってみては、
いくらこの先、国内のCO2排出量を減らすことが出来たとしても、表には現われない
いわば「隠れCO2排出量」というものが存在する、ということになっているわけです。
現地で売るための商品を作る工場を海外進出する企業と、国内で販売する商品を
安い人件費を求めて海外生産に移す企業との排出量は分けて考えた上で、
その辺も計算に加えなければ、真の数字というのはなかなか出てきませんよね。
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