大好きなことでも、
どんなに努力しても
何も覚えられない。

 

 


小さい頃、お花が大好きで大好きで、

毎日お花の絵を描いていました。




お花辞典が私の宝物で、

毎日毎日お花辞典をワクワク眺めていました。




そんな姿を見て両親は

私のことをお花博士と呼んでいましたが、



私は こんなにもお花が大好きなのに、


お花の名前の1つも覚えられないのです。




家族でお外に出掛けたときに

お花を見つけるたび、

両親が私に


「このお花は何ていう名前なの?」


と聞いてきましたが、



毎回「…分からない」

と答えていました。



「え?そんなにお花が好きなのに名前が分からないの?」


とビックリされて




でも、やはりお花を見つけるたびにいつも



「お花博士、このお花は?なぁに?」と聞かれて。



そして「…分からない」と答えていて




いい加減もう

 

自分が恥ずかしいし、悔しいし、


「だから分からないんだって!もう一切聞かないで!!」

 

 

と逆ギレしてしまって、



だんだんとお花のことを聞かれることも無くなり、



私もなんだかお花が嫌いになってしまいました。




今でもたまに

 

その当時のことを思い出します。




お父さんお母さんごめんね。



どれだけ大好きなお花でも、

 

 

どれだけ頑張っても、

 

 

1つも覚えられなかったよ。



チューリップ赤キラキラチューリップ黄キラキラチューリップピンク



それからもう1つ、両親に謝罪したいことは



私は小学1年生から約10年くらい

 

 

ピアノを習っていたのですが、




なんと1曲も弾けないのです。




「何か弾いてみて、聴かせてちょうだい」

 

と言われても


何も弾けない。



それどころか、ろくに音符も読めやしないんです。



10年もお月謝ムダにしてしまいました。


本当にごめんなさい。

 

 

 

 

ピアノを辞めたあとでも母は

 

 

「またきっと習うって信じてる」と言って

 

 

ずっとピアノを大事にとっておいてくれていたのですが、

 

 

 

古くなり音もおかしくなり

 

 

この前とうとう処分してしまいました。

 

 

 

 

母は「ごめんね、また百ちゃんのピアノが聴きたかったな」

 

 

と言ってくれたけど、

 

 

 

私はなんだかホッとしたような…ショボーンDASH!

 

 

 

お母さんごめんなさい泣くうさぎ泣くうさぎ泣くうさぎ





小さい頃から親が私に何かを期待するたび、

 

 

ことごとくそれを裏切り

 

 

ガッカリさせるを繰り返してきました。



真顔ガーン真顔ガーン真顔




それからもう1つの懺悔は

 

懺悔(ザンゲ)とは:

自分の犯した罪や過ちを認め、告白すること

 



勉強は全く理解できず、少しもできなかったけど、



高校のとき、


テストの時だけは

 

一時的に出題範囲を丸暗記していて

 

成績が良かったんです。



テストが終わった瞬間に全てを忘れてしまうので

 

全く意味が無いのですが。




そのため母は、私のことを

 

 

勉強が好きなんだ

勉強ができる子なんだ

 

 

と勘違いしていて、

大学に行ってくれるものだと期待しており、




しかし当時私は


発達障害による

 

複数の二次障害に苦しんでいて、



毎日かなり辛く、

高校を中退してしまいました。



 

説明しても理解してもらえず、

 


母は心底ガッカリし

 

寝込んでしまいました。

 

 

 

これも

 

今でも思い出してしまいます。



本当にどこまでも親不孝な私です。

 

 

 

脳みそ スター

 

 

 

何も覚えられない私の頭。

 

 

 

私も、もう私に

 

何も期待しなくなりました。

 

 

 

 

記憶力だけの問題ではなく、

 

 

全てにおいて何もできない私。

 

 

 

 

オッドアイ猫終わり黒猫

 

 

 

ー  記憶力に関する過去記事  ー