現在放映中の大河ドラマ『麒麟がくる』が好きすぎて、
本屋に貼ってあるポスターに毎回釘付けになっております。
事あるごとに『信長』嫌いを公言して憚らない私ですが、
この染谷『信長』は大好きです。
放映前は「えー!?なんか従来のイメージと違うー!」
と、世間で言われていた時から、実は、
「染谷くんならやってくれるんじゃない?」と思っておりました。
なんつったって、『みんなエスパーだよ』という、
お色気おバカドラマ(ごめん)の主役を見事に演じ切っていた彼です。
私はこのドラマで染谷くんを「スゲー役者だ!」と認識しました。
今回の大河は『信長』嫌いの方にこそ、観ていただきたいドラマです。
☆彡
と、ここまでは普通の楽しみ方。
ここからは、戦国時代近辺に前世を持っていることが判明している人のみの、
楽しみ方となります。
おそらく、私独自の楽しみ方でしょう。
海老蔵さんの端正なナレーションで
「永禄〇〇年〇月」と入る時、私の頭の中に浮かぶのは…。
まだ生まれてないな。この20年後に生まれるわけか。
と、いう、計算。
まだ生まれていないのは、前世(正確には前々世)の『私』です。
タマコ所長の能力を使いまくった、
死んだ時点から探る綿密な調査で描き出した前世の職務経歴書ならぬ、
『人生経歴書』を作成してあるのですが、
死んだ年が歴史的に有名な出来事に絡んでいるようなので、
凡その生まれた年が分かっていたりします。
どの辺に住んでいたかも判明しているので、
「将軍様(義輝公)が避難されていた場所、わりと近くやーん!」
(前世で住んでた地域に。でも、その時はまだ生まれていない)
と、訳の分からない理由で盛り上がったりもできます。
そもそも、今回、
自分の武士の頃の前世を詳細に調査してみようと決めたきっかけの出来事も、
『麒麟がくる』の視聴中に起こりました。
いろいろな楽しみをありがとう。
☆彡
『真田丸』の時代であれば、もっとドンピシャだったのですが、
ちょいちょい観る程度で、正直そこまではまってはいませんでした。
そして、自分の前世についての認識も、
『関ケ原の戦いの時代ら辺に生きていた武士で、
団子食ってて、後ろから刺されて絶命した』
と、いうタマコ所長のテキトーなビジョンで謎のまま、
深く追及もしていない頃だったので、
このような楽しみ方はできたかどうかは不明です。
ちょこちょこ観ていた『真田丸』でしたが、
舞台が大阪の役になる頃には観なくなってしまいました。
だって、主人公死ぬし!非業の死だし!
と、いう思いがどこかにあったような気がします。
今にして思うと、それにも前世による、
ある種の回避能力が働いたのかも知れません。
『麒麟がくる』も同じく、
最後は主人公が戦に敗れて死ぬ流れですが、
こちらは生まれる前なので、
軍記物を読むような感覚でさほど生々しく感じていないのかも知れませんね。
☆彡
戦国時代を前世に持つ人が集まって、
『戦国会』とかやったら面白かろうと思ったりもしつつ、
いやいやマウンティングや小競り合いが始まりそうで面倒だな、
とも思えます。
過去としての前世にこだわらず、素直に受け入れて楽しめる人でないと、
こういう楽しみ方は難しいのではないでしょうか。
ちなみに、戦国時代の前世を持っていたとしても、
現世の課題や人格に影響が薄い場合は、
調査しても明確にならない場合があります。
それはそれで、意味のあることなのです。
☆彡