昨年、全国被害者支援ネットワークに寄付をしてから、
時々刊行物を送っていただいています。

今月届いたのは「犯罪被害者の声」という文集です。

ニュースではなかなか届いてこない、
ネットでも雑多な虚実に埋れてしまう、
辛すぎる現実を生きる方々の心情の吐露が詰まっています。

事件や事故を、
ニュースやネットでただの『情報』として触れるのではなく、
こういった物を読む方が遥かに重要だと思えます。

自分はたまたま被害者にならずにこれまで生きてきましたが。

決して、関係ないことではありません。

ニュースなどで一時的に心が騒ぐ以上に、
深く刺さって考えさせられます。

被害者を独りにしない。

加害者を作り出さない。

他人事ですが、
他人事とは思わない力が人や社会の基本だと思います。

しかし、読むのは本当に辛いです。


☆彡


寄付をしたのは、
経済的な援助をしたいという気持ち以上に、
(そんなに大した額は寄付できません)
「存在を忘れてはいませんよ」
というメッセージを送りたかったというのがあります。

同じ立場ではなく、
身近にそういう方がおらず、
専門家でもない自分にできる最低限のことです。


公益社団法人 全国被害者支援ネットワーク
http://www.nnvs.org/